1級・2級造園施工管理技士の第一次検定対策!造園歴史・西洋庭園の歴史と特徴の過去問がわかりやすい覚え方
・イタリアの「露壇式(ろだんしき)」の特徴と代表的な庭園
・フランスの「平面幾何学式(へいめんきかがくしき)」の特徴と代表的な庭園
・イギリスの「自然風景式(しぜんふうけいしき)」の特徴と代表的な庭園
1級・2級ともに第一次検定の「造園歴史」において非常によく出る共通単元です。
ネコマル特製・1枚完結図解を見るだけで、要点の意味が直感的にイメージできます。
造園歴史・西洋庭園の歴史と特徴のわかりやすい覚え方(1級・2級造園施工管理技士・第一次検定)
この単元は深追い不要。試験では“キーワード反応型”でOKです。次のポイント(語呂合わせ等)だけ覚えれば得点できます。

西洋庭園の歴史は、「国名」「地形の特徴」「様式名」の3つをワンセットで覚えるのが最も効率的です。日本の庭園と違い、各国の気候や風土に合わせて独自に発展しました。以下の3パターンだけを確実に暗記してください。
- 【イタリア:露壇式(ろだんしき)庭園】
特徴:丘陵地の「傾斜」を利用し、階段状にテラス(露壇)を設けた様式。カスケード(階段状の滝)など、水をダイナミックに使います。
代表例:エステ家別荘(ヴィラ・デステ) - 【フランス:平面幾何学式(へいめんきかがくしき)庭園】
特徴:広大な「平坦地」に、左右対称(シンメトリー)の幾何学模様を描いた壮大な様式。ル・ノートルという造園家が確立しました。
代表例:ベルサイユ宮殿庭園、ヴォー・ル・ヴィコント城庭園 - 【イギリス:自然風景式(しぜんふうけいしき)庭園】
特徴:18世紀頃に発達。直線を排し、「ありのままの自然」の風景(なだらかな芝生や自然な形の池)を理想とした様式。
代表例:ストウアヘッド、キューガーデン
「『イタリアは斜面(階段)、フランスは真っ平ら(幾何学)、イギリスは自然そのまま!』と覚えるにゃ!国と地形をセットにするだけで引っかけ問題を見破れるにゃ!」とネコマルもアドバイスしています。
造園歴史・西洋庭園の歴史と特徴の過去問演習(2級レベル)
問題:西洋庭園の国名と作庭様式の組み合わせとして、最も不適当なものはどれか。
- イタリア ―― 露壇式庭園
- フランス ―― 平面幾何学式庭園
- イギリス ―― 枯山水
- イギリス ―― 自然風景式庭園
正解:3
解説:枯山水は室町時代に発達した日本の庭園様式です。イギリスの代表的な様式は「自然風景式庭園」となります。非常に基礎的なサービス問題ですが、試験本番で焦らないように基本の組み合わせを確認しておきましょう。
造園歴史・西洋庭園の歴史と特徴の過去問演習(1級レベル)
問題:西洋庭園の歴史に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- イタリアの庭園は、広大な平坦地に左右対称の模様を描く平面幾何学式庭園が発達した。
- フランスの庭園は、丘陵地の斜面を利用して階段状にテラスを設ける露壇式庭園が発達した。
- イギリスの庭園は、18世紀頃に直線を排し、ありのままの自然の風景を模した自然風景式庭園が発達した。
- 西洋庭園はすべて、イスラム庭園の影響を受けて発展した回遊式庭園である。
正解:3
解説:3が正しい記述です。選択肢1はフランスの庭園(平面幾何学式)の説明であり、選択肢2はイタリアの庭園(露壇式)の説明です。このように、1級試験では国名と様式名の説明文を「入れ替える」引っかけ問題が定番です。選択肢4の回遊式庭園は日本の様式です。