目次
1級・2級造園施工管理技士の第一次検定対策!造園歴史・室町〜江戸の庭園(枯山水と回遊式)の過去問がわかりやすい覚え方
・室町時代の「枯山水」と江戸時代の「回遊式庭園」の構造的な違い
・それぞれの庭園様式が生まれた背景(禅宗寺院と大名庭園)
・試験で頻繁に狙われる代表的な庭園名と様式の正しい組み合わせ
1級・2級ともに第一次検定の「造園歴史」において非常によく出る共通単元です。
ネコマル特製・1枚完結図解を見るだけで、要点の意味が直感的にイメージできます。
造園歴史・室町〜江戸の庭園(枯山水と回遊式)のわかりやすい覚え方(1級・2級造園施工管理技士・第一次検定)
まずは根本の仕組みから丁寧に整理します。難しい用語を使わず、図解イメージで理解できるように分解すると…

室町時代と江戸時代の庭園は、楽しみ方が「座って眺める」から「歩いて回る」へと大きく変化したのが特徴です。ここを整理すると、検定試験で迷うことがなくなります。
- 【室町時代:枯山水(かれさんすい)】
水を使わずに、石や砂、地形だけで「山や水(海・川)」の風景を表現した庭園です。主に禅宗寺院で発達し、室内から静かに座って鑑賞(座視観賞)するスタイルです。
代表例:龍安寺方丈庭園(りょうあんじほうじょうていえん)、大徳寺大仙院(だいとくじだいせんいん) - 【江戸時代:回遊式庭園(かいゆうしきていえん)】
大きな池を中心に、築山(つきやま)や茶室、小島などを配置し、園路を歩きながら次々と変わる景色を楽しむ庭園です。諸大名が造った「大名庭園」が代表的です。
代表例:桂離宮(かつらりきゅう)、小石川後楽園(こいしかわこうらくえん)、兼六園(けんろくえん)、後楽園(こうらくえん)、偕楽園(かいらくえん)
「室町の枯山水は『座ってじっと見る』、江戸の回遊式は『歩いて景色を楽しむ』ってイメージするにゃ!代表的な庭園の名前も時代とセットで覚えるにゃ!」とネコマルもアドバイスしています。
造園歴史・室町〜江戸の庭園(枯山水と回遊式)の過去問演習(2級レベル)
問題:日本の歴史的な庭園様式と代表的な庭園の組み合わせとして、最も不適当なものはどれか。
- 枯山水 ―― 龍安寺方丈庭園
- 枯山水 ―― 大徳寺大仙院庭園
- 回遊式庭園 ―― 小石川後楽園
- 回遊式庭園 ―― 毛越寺庭園
正解:4
解説:毛越寺庭園は平安時代後期の「浄土式庭園」です。江戸時代の回遊式庭園(大名庭園など)ではありません。選択肢1から3の様式と庭園名の組み合わせは正しい記述です。
造園歴史・室町〜江戸の庭園(枯山水と回遊式)の過去問演習(1級レベル)
問題:日本庭園の歴史に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- 室町時代には、大きな池を中心に園路を巡らして歩きながら観賞する回遊式庭園が発達した。
- 江戸時代には、水を用いずに石や砂などで山水の風景を表現する枯山水が禅宗寺院を中心に造られた。
- 江戸時代には、諸大名によって広大な敷地に池や築山を設けた回遊式の大名庭園が造られた。
- 室町時代には、極楽浄土の世界を地上に表現しようとした浄土式庭園が盛んに造られた。
正解:3
解説:3が正しい記述です(大名庭園=江戸時代の回遊式庭園)。選択肢1は江戸時代の特徴、選択肢2は室町時代の特徴、選択肢4は平安時代後期の築造(浄土式庭園)についての説明となっており、それぞれ時代と様式がずれています。引っかけ問題に注意しましょう。