平成22年(2010年)1級建設機械施工管理技士|過去問ダウンロード&全問解説
このページでは、平成22年(2010年)に実施された
1級建設機械施工管理技士試験の過去問と解答・ポイント解説をまとめています。
一次検定(択一式)と二次検定(実地試験)のPDFダウンロードリンクに加え、全50問の解答と重要ポイントを一覧で確認できます。
建設機械施工管理技士は、国土交通省が管轄する国家資格であり、ブルドーザーや油圧ショベルなどの建設機械を安全かつ効率的に運転・管理する能力が求められます。
過去問を活用して出題傾向をつかむことで、学科試験・実地試験の合格に大きく近づくことができます。
平成22年:1級建設機械施工管理技士 一次検定(択一式)ダウンロード
一次検定(択一式)の本試験問題は、以下のPDFからダウンロードできます。
一次検定 解答・解説一覧
1. 選択問題(No.1〜16:10問選択)
- 【解答はこちら 1~16問】
No. 解答 ポイント 1 (1) 空気量を増やすと、材料分離(ブリージング)は一般に抑制される。 (p.2) 2 (2) 単位水量は最小にし、ワーカビリティを確保できる範囲で細骨材率を決定する。 (p.2) 3 (4) アスファルト舗装は、荷重により変形する「たわみ性舗装」に分類される。 (p.2) 4 (3) 付着防止には水を用いる。軽油などの油類はアスファルトを溶かすため厳禁。 (p.2) 5 (4) 工期短縮後の所要日数は (A9+C7+E7+H6+I5)=34日。37日とする記述は誤り。 (p.3) 6 (2) のり面勾配は、土質条件とのり面の高さの2要素で決まる。 (p.3) 7 (1) 盛土材料は、敷きならし・締固めが容易で、強度が大きくなるものが良質とされる。 (p.4) 8 (2) 鋼管杭は地下水の流速が速い場合でも、コンクリート流出の心配がなく適している。 (p.4) 9 (4) 場所打ち杭は地盤を掘削するため、周囲の地盤を少なからず緩ませる。 (p.4) 10 (2) (B)は平均値が中央にあり、バラツキも規格内に収まっているため「良」の状態。 (p.5) 11 (1) ポータブルコーン貫入試験は、建設機械のトラフィカビリティ判定に用いられる。 (p.5) 12 (2) 乾燥密度は、通常のよく締め固められた土で 1.4〜1.6 g/cm³ 程度である。 (p.6) 13 (3) 締固めにより土粒子が再配列され、強度は増大し透水性は低下する。 (p.6) 14 (4) 労務管理上の施工深度限界は、地下水位以下30m程度(0.3MPa)とされる。 (p.6) 15 (4) ボイリングは、地下水のある「砂質土地盤」で発生しやすい現象である。 (p.6) 16 (2) RQD値が大きいほど、亀裂が少なく新鮮で質の高い岩盤であることを示す。 (p.7)
2. 必須問題(No.17〜40)
2-1. 必須問題(No.17〜28)
- 【解答はこちら 17~28問】
No. 解答 ポイント 17 (3) 負荷変動に対しても回転速度を一定に保つため、オールスピードガバナが備わっている。 (p.8) 18 (3) コモンレール式は高圧噴射を精密に制御し、排出ガスをクリーンにする。 (p.8) 19 (1) トルクライズとは、低速域でトルクが大きく増加する特性をいう。 (p.8) 20 (3) JIS規格の軽油は、1号・2号・3号・特1号・特3号の5種類である。 (p.8) 21 (3) けん引力は、エンジン出力よりも「質量×接地粘着係数」の制限を先に受ける。 (p.9) 22 (2) 排出ガス規制は、特定特殊自動車排出ガス規正法等によりオフロード車も対象となる。 (p.9) 23 (1) シャンクを増やすと抵抗が増大するため、容易な岩では車速を上げる方が能率的である。 (p.9) 24 (1) 小径木(15cm以下)は、レーキドーザで根ごと押し起こすのが効率的である。 (p.10) 25 (4) バケット容量によるクレーン作業では、1t未満の荷の吊り上げが認められている。 (p.10) 26 (2) テレスコピックアーム(伸縮式)により、狭い場所での深掘りが可能となる。 (p.10) 27 (3) ダンプをショベルより低い地盤に配置すると、バケットを高く上げる必要があり不効率となる。 (p.11) 28 (3) 低騒音型の指定がない機械は、騒音規制法等の基準で制限を受ける場合がある。 (p.11)
2-2. 必須問題(No.29〜40)
- 【解答はこちら 29~40問】
No. 解答 ポイント 29 (3) ダイナミックダンパは、板バネではなく「おもり(質量)」の振動で揺れを打ち消す。 (p.11) 30 (1) 推進角度は、土が硬いほど小さく(鋭く)して貫入力・切削力を高める。 (p.12) 31 (2) (8000m × 4m × 0.6) ÷ 6回 = 3,200。 (p.12) 32 (4) 路床整形では、ウインドロー(余った土の列)を踏まないように施工する。 (p.12) 33 (2) RTK-GPSで安定した精度を得るには、通常5個以上の衛星捕捉が必要である。 (p.13) 34 (4) ロードローラは低速のため、遠距離の移動は自走せずトレーラ輸送が基本となる。 (p.13) 35 (2) 同じ回数で締固めた場合、乾燥密度が低いものほど含水比が適正値から離れている。 (p.13) 36 (1) のり面走行による締固めは、勾配が緩い(4割以下)の場合に用いられる。 (p.14) 37 (2) RCCPは非常に硬練りのため、強力な締固め機能を持つフィニッシャを使用する。 (p.14) 38 (3) フィニッシャは「敷きならし・振動・仕上げ」の3機構を備えるのが標準的である。 (p.14) 39 (4) クレーンの吊り容量は「ハンマ重量+杭重量」で算出し、起振力は含まない。 (p.14) 40 (2) (A)アースドリル、(B)リバース、(C)オールケーシング の組合せが正しい。 (p.15)
3. 法規(No.41〜50:選択問題)
- 【解答はこちら 41~50問】
No. 解答 ポイント 41 (1) 建設業許可は、土木・建築・舗装など「28種類」の業種ごとに受ける。 (p.16) 42 (4) 近接した場所で行う2つ以上の工事であれば、同一の主任技術者が兼任可能である。 (p.16) 43 (1) 建設業法は「登録」ではなく「許可」制度を定めている。 (p.16) 44 (3) 災害時の緊急作業など非常事態には、通常の時間規制等は適用されない。 (p.17) 45 (1) 建設残土は原則として廃棄物ではないが、廃材が混じると産業廃棄物扱いとなる。 (p.17) 46 (3) 賃金・労働時間など主要な労働条件は、必ず書面で明示しなければならない。 (p.18) 47 (2) 6か月継続勤務し、8割以上出勤した労働者には10日の年次有給休暇が付与される。 (p.18) 48 (4) 試用期間中の者であっても、14日を超えて使用する場合は解雇予告が必要となる。 (p.18) 49 (3) 責任者が不在となる場合は、あらかじめ「代理者」を定めておく義務がある。 (p.19) 50 (3) 長さ3,000m以上のトンネル建設は、30日前までに国土交通大臣への届出が必要である。 (p.19)
平成22年:1級建設機械施工管理技士 二次検定(実地試験)
二次検定(実地試験)では、クレーンやブルドーザーなどの建設機械操作に加え、土木工事の施工管理・安全管理など、現場で求められる総合的な判断力と応用力が問われます。
実地試験では、限られた時間内で安全かつ正確に作業を行うことが求められます。
また、予期せぬトラブルや現場条件の変化に対して、柔軟かつ冷静に対応できるかどうかも重要な評価ポイントとなります。
まとめ:平成22年過去問で1級建設機械施工管理技士の合格力を高める
1級建設機械施工管理技士の試験に合格するためには、過去問を通じて出題傾向をつかみ、頻出分野を重点的に学習することが非常に効果的です。
特に、施工管理・機械・法規の3分野は、現場実務とも直結しているため、単なる暗記ではなく「なぜそうなるのか」を意識して理解を深めることが重要です。
独学でも十分に合格を狙える資格ですので、今回の平成22年の過去問と解説を活用しながら、着実に実力を積み上げていきましょう。
継続して他年度の過去問にも取り組むことで、より安定した得点力が身につきます。