平成23年(2011)1級建設機械施工管理技士|過去問ダウンロード&全問解説
平成23年度に実施された1級建設機械施工管理技士試験の一次検定・二次検定の過去問と解答をまとめて掲載しています。建設機械施工管理技士は、国土交通省が所管する国家資格であり、ブルドーザーや油圧ショベルなどの建設機械を安全かつ効率的に運用するための専門知識が求められます。
資格取得はキャリアアップに直結する重要なステップです。過去問を活用し、出題傾向をつかむことで合格に大きく近づくことができます。
一次検定(択一式)ダウンロード
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1. 土木工学・コンクリート・施工計画(No.1〜16)
※16問中10問選択
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No. 解答 ポイント() 1 (3) AE剤は連行空気によりブリージング(水分上昇)を抑え、品質を安定させる。 2 (1) プライムコートは路盤の保護・浸透が目的。層間接着はタックコートが担当。 3 (4) コンクリートの打込み完了時間は外気温25℃以下で2時間以内が標準。 4 (3) 砕石の噛み合わせ+モルタル充填は「砕石マスチック舗装」の特徴。 5 (1) 施工計画では経験だけでなく、新技術・新工法の採用も積極的に検討する。 6 (1) 締固めは「継目 → 初転圧 → 二次転圧 → 仕上げ転圧」の順で行う。 7 (1) 勾配1:nは「高さ1に対して水平距離n」を意味する一般的な表記。 8 (2) 鉄道道床は荷重分散と衝撃緩和(弾力性)の役割を持つ。 9 (1) 土量変化率L=ほぐした土量/地山土量 → 必ず1より大きくなる。 10 (4) 水準測量はレベル+スタッフを用いる「直接水準測量」が一般的。 11 (1) 場所打ち杭は管理項目が多く、打込み杭より施工管理が複雑。 12 (3) 粒度分布が狭い(均一)土は締固め性が悪く、曲線③が該当。 13 (2) 普通ブルドーザの走行には一般に「コーン指数1000以上」が必要。 14 (3) 新鮮で風化のない岩はリッパ作業が困難で、破砕機など別工法が必要。 15 (2) PDCAサイクルは「計画→実施→評価→改善」の継続的改善手法。 16 (4) 地盤の支持力・変形係数を求める代表的試験は「平板載荷試験」。
2. 建設機械・施工(No.17〜40:必須)
- 【解答を見る(No.17〜40)】
No. 解答 ポイント(リライト済) 17 (2) ディーゼルエンジンは「定容+定圧」の複合サイクルで効率的に燃焼する。 18 (2) ターボ過給機+アフタクーラで吸気温度を下げ、出力を向上させる。 19 (3) 正常な排気色は無色〜淡青色。白煙・黒煙は燃焼不良のサイン。 20 (4) PM低減のため、硫黄分10ppm以下の「低硫黄軽油」を使用する。 21 (3) フロントアイドラはクローラの張り調整を行う部位で、駆動力は持たない。 22 (4) ホイールローダは車体中央を折る「アーティキュレート式操向」が主流。 23 (3) 積込み時に踏み固めるとバケットが入りにくくなるため、事前にほぐす。 24 (2) 作業効率向上のため、後進(戻り)はできるだけ高速で行う。 25 (1) 接地圧=運転質量/接地面積。大型機ほど接地圧が高くなる傾向。 26 (3) 湿地シューは氷雪上では滑りやすく、通常はラグ付きシューを使用。 27 (2) 必要ダンプ台数=(15分×60秒)÷(30秒×(30t÷(3t×2t/回)))=5台。 28 (2) クレーン機能付き油圧ショベルには「過負荷制限装置」が必須。 29 (1) アーティキュレート操作時は、ロック時より回転半径が約半分になる。 30 (4) タンデム軸により車体の上下動が抑制され、(B)はH/4、(C)はH/8となる。 31 (2) 施工量=3m×6000m/h×0.8÷4回=3200(補完済)。 32 (3) コルゲーション(波状摩耗)は、底部まで切削して平坦化する。 33 (3) 転圧輪の端部(ロールエッジ)の視認性は安全施工において重要。 34 (4) 接地面積を大きくして下層まで力を伝えるには、接地圧を下げる必要がある。 35 (2) 締固め回数と乾燥密度の関係は、現場の試験盛土データから作成する。 36 (1) 砂・砂利の締固めには振動ローラなど衝撃を与える機械が有効。 37 (3) ロードスタビライザの混合は、回数が多いほど均一性が向上する。 38 (4) 路上表層再生工法では、ヒータで加熱し再生機で混合・敷均しを行う。 39 (3) 揺動式はチューブを左右に揺動させて地盤に貫入させる方式。 40 (1) 支持層判定には貫入量・ラム高さ・リバウンド量を総合的に評価する。
3. 法規(No.41〜50)
※41〜45から3問、46〜50から3問選択
- 【解答を見る(No.41〜50)】
No. 解答 ポイント(リライト済) 41 (1) 再下請負通知は施工体制台帳の正確な作成に必須で、適切な管理体制を確保する。 42 (1) 技術者は「技術上の管理」を誠実に行う義務があり、3300万円未満は主任技術者で対応可能。 43 (1) 火薬類の運搬は「届け出」ではなく公安委員会の「許可」が必要。 44 (3) 産業廃棄物処理施設には、適切な維持管理のため「技術管理者」の選任が義務付けられている。 45 (4) 低騒音型に指定されていない機械は、特定建設作業として規制対象となる。 46 (3) 出産・疾病など非常時には、支払日前でも既往労働分の賃金請求が可能。 47 (1) 退職・解雇に関する事項は、就業規則の「絶対的必要記載事項」に該当する。 48 (2) 賃金・労働時間など主要労働条件は、トラブル防止のため書面で明示する義務がある。 49 (2) 統括安全衛生責任者は、請負人に安全衛生責任者を選任させる指導的立場にある。 50 (4) 新設道路の盛土は危険度が低く、ずい道・橋梁と異なり事前届出の対象外。
二次検定(実地試験)
一次検定で学んだ知識を、実際の施工管理・機械操作・安全管理に応用する力が問われる試験です。現場での判断力・対応力・安全意識が総合的に評価されます。
平成23年度 1級建設機械施工技士(記述式A)PDFはこちら
平成23年度 1級建設機械施工技士(記述式B)PDFはこちら
【実地試験のポイント(リライト済)】
- クレーン・ブルドーザーなどの建設機械操作に関する理解
- 施工計画、安全管理、工程管理などの総合判断力
- 現場でのトラブル対応力、リスク管理能力
- 限られた時間内で安全かつ正確に作業を行う能力
実地試験は、単なる知識ではなく「現場で使える力」が問われるため、過去問の分析と実務経験の振り返りが非常に重要です。
まとめ:平成23年の過去問で合格力を高める
1級建設機械施工管理技士の合格には、過去問を活用して出題傾向をつかむことが最も効果的です。
特に以下の3分野は得点源となります:
- 施工計画・土木工学・コンクリート
- 建設機械の構造・性能・施工方法
- 法規(建設業法・労働基準法・安全衛生法)
過去問を繰り返し解くことで、「どこが頻出なのか」「どこで点を落としやすいのか」が明確になります。
独学でも十分に合格を狙える資格なので、今回の平成23年の過去問を活用し、確実に実力を積み上げていきましょう。