建設業で今は普通に使っているスポットクーラー(冷風機)ですが、以前は私が土木の現場で初めて出会ったときは感動ものでした。
リース屋から借りてきて、鍛冶屋がメインで使っていましたが、今は現場では必須になってきてますね
さて、スポットクーラーは室内で使うエアコンとは違い、扇風機とも違います。特徴としては「スポットエアコン」または「冷風機」とも呼ばれるスポットクーラーは、移動式のため場所を選ばず使えるのが、ポイントですね
その名前の通り部分的に冷やすことが出来るので、効率的に空間を冷やすことが可能です。
まずはそんなスポットクーラーのおススメから説明していきたいと思います
酷暑施工現場での熱中症予防スポットクーラーのポイント:KWが重要

まず、スポットクーラーを選ぶポイントは、スペック表で冷房能力を確認しておくのがおすすめですが、その冷房能力を確認する方法
一般的に「kW(キロワット)」という単位で表記されており、数値が高いほど優れた冷房能力と認識してもらい購入すると安心です
業務用エアコンの1馬力は、kW単位へ換算すると『約2.5kW』です。
2025年義務化された熱中症予防その対策
厳重なご注意が必要です。現在、労働安全衛生規則の一部が改正される予定となっており、令和7年4月上旬に公布され、令和7年6月1日に施行されます。詳細は以下の通りです。
【改正の背景】
近年、熱中症による死亡事故が増加しており、年間30人以上の方が亡くなっています。この状況を踏まえ、労働安全衛生法における措置が不十分だという課題が浮上しています。そのため、本省令では熱中症対策を強化し、疑わしいケースを早期発見し重篤化を防ぐ取り組みを義務付けます。
【改正の概要】
- 作業者が熱中症の自覚症状や健康被害の可能性を感じた場合、早急に報告する体制を整備し、関係者に周知します。
- 熱中症リスクの高い作業時には、作業の中止や身体冷却、医療機関への搬送など適切な対応を徹底することが求められます。
さらなる現場での取り組みが今後必要になりますね。 夏の作業はツライ・・・・
改正の趣旨は、熱中症の重篤化による死亡災害を防止するため、熱中症のおそれがある作業者を早期に見つけ、迅速かつ適切に対処できるよう、事業者に対し様々な義務が課されます。
具体的には、「早期発見のための体制整備」、「重篤化を防止するための措置の実施手順の作成」、「関係作業者への周知」といった取り組みが求められています。 改正の概要としては、主に以下の2点が重要です。
1つ目は、熱中症を生じるおそれがある作業を行う際に、自覚症状がある作業者やおそれがある作業者を見つけた場合には、その情報を報告する体制を整えること。連絡先や担当者などを事業場ごとに定めて関係者に周知する必要があります。
そして2つ目は、熱中症のおそれがある場合には離脱や身体の冷却など一連の措置を講じ、必要であれば医師の診察や処置を受けさせること。また、事前に必要な措置や実施手順を定めて関係者に周知し、緊急時の連絡網や搬送先も確保するよう義務付けられています。 これらの改正条項は重要な意味を持ちます。
改正内容をしっかりと理解し、実践することで効果的な対策が可能となり、働く方々の安全・安心を守る上で大きな役割を果たすものです。皆さんも是非この取り組みにご協力いただき、職場で安全な労働環境づくりに努めていきましょう。
酷暑施工現場での熱中症対策にはスポットクーラーとおススメ商品①

このスポットクーラーの特徴の3つポイントでまとめてみたいと思います
- ①工事不要で屋内外どこでも使用可能でキャスター付で移動が簡単です。
- ②首振りが出来るのが、他にないダクト機能切替スイッチにより冷風ダクトが約75度自動で動きます。
- ③エアコンなどでドレンから水がでますがドレン水量は従来機種の約1/3で除湿水を直接排出することが出来ます。
重量:約40kgと少し重たいですが、この冷房能力を確認して欲しいですね。
冷房能力:50Hz強2.2KW、60Hz強2.5KWと先ほど説明しましたが、かなりの空間を冷やす能力がスポットで自分だけに送風されてきます。
ただ、こんな重たいのは、もう少し小型がないのかと言う人にはこちらがおススメです。
酷暑施工現場での熱中症対策にはスポットクーラーのとおススメ商品②
40㎏のスポットクーラーでは重たくて大変という人にはこちらがおススメの商品になります。
このスポットクーラーの特徴は3つのポイントをまとめてみたいと思います
- ①冷房能力50Hz 1.6kw /60Hz 1.8kwと少しだけ弱めですが4.5~7畳用を冷やすぐらいの能力ですね
- ②100Vで工事不要でコンセントがあればどこでも使えます
- ③重さは約26㎏と軽めなのがポイントになります
ただ、小型で運搬も容易で車に乗せて内装現場でも安心して使えます。アイリスオーヤマのオリジナル商品は値段が安価で使いやすいのが特徴ですね。
ただ、そこまでいらないという人にはオーソドックスな扇風機がおススメ。
酷暑施工現場での熱中症対策には大型扇風機を設置/選び方
やはり現場では外作業でも屋内作業でも必須となのは業務用に開発された、大風量の扇風機ですね。
今のご時世ですからアウトドアから、工場、広い空間の空気の入れ替えなどに最適です。大きなポイントとしては、
- ①45cmもある大風量ファンで強力に送風機能です
- ②この扇風機は風量を三段階に調整可能(強・中・弱) 左右首振り、首折れ機能がついてる
- ③持ち運びは約6.0kgと簡単です。そのなかでも作業ごとに動かすのも面倒ですが電源コード:約2.2mと長い
夏場の現場は送風機で作業を快適にするのもポイントですが、やはり休憩でこまめに休憩を入れるがポイントです。
休憩におススメの商品を次にまとめていきたいと思います
ヘルメットに取り付ける熱中症対策グッズと首元を冷やすことで体を冷やす大切なポイント
では、次に人気のクーラーボックスをまとめていきたいと思いますので是非チェックしてみてください。
酷暑施工現場での熱中症予防必須ドリンクを入れるクーラーボックス
酷暑施工現場での熱中症予防クーラーボックス:人気商品①「ロゴス(LOGOS) ハイパー氷点下クーラー M 81670070」
やはり現場では設備を整えても、喉は乾くし水分補強したいもんです。若いことに寮にいたころは食堂で朝、製氷機から水バケツに氷入れて、ポカリスエットを作っていたのを思い出しますが、今のクーラーボックスは進化しています。
夏場にはアウトドアでも部活でもおススメのクーラーボックスはこちらになります。
その大きな特徴は3つになります。
夏場の業務をスムーズに進めるために必要な設備といえば、やはりクーラーボックスが欠かせません。長時間の作業中、喉が渇くこともありますから、水分補給は大切ですよね。以前、寮で過ごしていた頃は毎朝食堂で氷を入れた水でポカリスエットを作っていた思い出が蘇ります。しかし、現在のクーラーボックスは驚くほど進化しています。
夏場に活躍するアウトドアや部活でもおすすめのクーラーボックスがあります。その特長は次の3つです。
①保冷力が向上した新型ハイパークーラーで、氷点下パック専用のクーラーや一般的な保冷剤を併用することができます。
②氷点下パックを使用すれば、なんと!最大13時間もアイスクリームを保存可能です。さらに、350ml缶16本またはペットボトル500ml12本と氷点下パックを収納できる大容量仕様です。
③コンパクトで収納しやすい薄型設計や衝撃から瓶類を守るプロテクト構造、そして表面は太陽光を反射する色合いとなっています。
ぜひ、「ロゴス(LOGOS) ハイパー氷点下クーラー M 81670070」をご検討ください。暑い季節でも心地よく作業や遊びを楽しむことができる頼れるアイテムです。
酷暑施工現場での熱中症予防クーラーボックス:人気商品②Titan タイタン Deep Freeze Zipperless クーラーバッグ 40CAN Tall 20L
「TITAN(タイタン)」は、現在ではソフトクーラーバッグのシェア世界1位のメーカーとなっています。このバッグの特徴は、その名の通り高さがポイントです。
2Lペットボトル6本を立てた状態で余裕を持って収納できます。収納もスマートシェルフは中板で上下2段に分かれているため、お肉・フルーツなどのやわらかいものと缶・瓶・ペットボトルなどの固いものを分けて収納できる点が魅力です。アウトドアでも活躍します。
製品テストによると、周囲の温度を12時間ごとに32℃と19℃に設定し、氷を72時間保持できることが確認されました。そのため、保冷能力はかなり高いことが特徴ですね。表地や裏地には抗菌・防水素材が使われており、サッと洗うだけで汚れを簡単に落とすことができます。
Titan タイタン Deep Freeze Zipperless クーラーバッグ 40CAN Tall 20Lは、アウトドア、キャンプ、BBQ、釣りなど幅広いシーンで活躍するソフトクーラーです。
酷暑施工現場での熱中症予防クーラーボックス:大人気マキタのアイテムマキタの充電式保冷温庫青CW180DZ

夏場におすすめの現場用クーラーボックス、マキタの充電式保冷温庫青CW180DZをご紹介いたします。この商品の特徴は、保温と保冷が可能な機能であります。
保冷設定では-18℃から10℃まで切り替えて使用することができ、飲料はもちろんファンジャケットやマスクの保冷剤、タオルなども保冷あるいは冷凍が可能です。
一方、保温設定では55℃から60℃まで切り替えて使用することができ、ホットドリンクなどをいつでも保温することができます。
このマキタの充電式保冷温庫は、作業現場やアウトドアイベント、レジャーなど幅広いシーンで活躍すること間違いございません。
7段階温度設定(-18℃~60℃)で使用可能ですが、どうせ重たいし持ち運びも大変と思う人もいますが、キャスター付で現場にサッと持ち運べる。重さも意外と軽い、14.3㎏(バッテリーBL1860B×2本装着時)とそこそこ重さありそうですが、車に乗せておいて使用するのもありですね。
大きいだけそんなに入らないと思う人は、500mLペットボトルなら20本、2Lペットボトルなら4本まで入ります。
※ペットボトルのサイズにより収納本数は異なりますけど20リットルの大容量ですね
酷暑施工現場での熱中症予防クーラーボックス:大人気ハイコーキのアイテム
マキタと言えば、ハイコーキとやはり比べたくなりますね。
【HiKOKI】 UL18DB(WMG) 18V コードレス冷温庫は、現場作業をサポートする優れた製品です。このクーラーボックスは、飲み物や食材をしっかり冷やしたり、保温したりすることが可能であり、暑い季節において食中毒予防や水分補給に役立ちます。また、冬場には温かい飲み物やお弁当を保温する機能も備えており、作業効率や安全性を向上させるための頼れるアイテムと言えます。
これらの特長のほかにも、【HiKOKI】 UL18DB(WMG)はコードレス設計であるため、現場での移動や使用が便利です。電源コードの心配がなく自由度が高いため、作業効率を向上させるだけでなく、作業現場の整理整頓にも貢献します。さらに、本体・マルチボルト蓄電池が付属しているため、専用バッテリーを充電すれば手軽に長時間運用が可能です。
【HiKOKI】 UL18DB(WMG)はフォレストグリーンというスタイリッシュなカラーバリエーションも魅力的であり、現場での使用だけでなく外出先やキャンプなど様々なシーンでも活躍します。耐久性や使い勝手の良さも特徴として挙げられ、購入者から高い評価を得ている製品です。
暑い夏場から寒い冬場まで幅広く活躍する【HiKOKI】 UL18DB(WMG) 18V コードレス冷温庫は、現場で働く方々の弁当や飲み物を安全かつ快適に管理するための最適な選択肢と言えます。
まとめ
夏場には冷感グッズが必要になりますね。そのなかで暑い夏を切り抜けるのは本当に大変です
そのなかでスポットクーラーを使うのはかなり効果的ですが、そのスポットクーラーは少し重量があって持ち運びが大変ですが、今はコンパクトなサイズで安価なアイリスオーヤマのスポットクーラーはおススメですね
ただ、そこまで要らないという外部で作業する人には大型の扇風機を使用して外部空間でも屋内でも暑さ対策をすることが重要ですが、休憩時間には冷たいドリンクで体を休めることも必要です。
今回は、おススメのスポットクーラーに始まり、クーラーボックスまで説明してみました