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鉄筋の玉掛けワイヤー選定比重から重さ算出クレーン作業を安全作業

2021年4月14日現場豆知識建設知識,豆知識

鉄筋工事で悩むのは?現場ではクレーンの操作や玉掛作業などは日常的に行われる作業になりますが、作業計画や日々の安全管理をする中で鉄筋の比重などは目方でいくらとかすぐに判断しないとなりません。

今回は鉄筋の比重から質量を求める方法と重さからわかる玉掛ワイヤーの選び方、さらにクレーンの定格荷重についてまとめています

鉄筋の揚重作業を安全管理の知識とポイント

鉄筋工事は長物を取り扱う作業で、1本1本は細くて軽そうに見えますが、鉄の塊です。重量を知ることによって玉掛作業やクレーン作業を安全に行うことができます。今回はこの内容を実際にわかりやすくまとめてみました。

鉄筋単位質量、重さ確認する方法

ホームセンターでD13鉄筋が4.0mで売られていたとします。その重さは?

【長さ】4.0m×【比重】0.995kg/m=【重さ】3.98kg

約4.0キログラムになります。10本を担ぐとしたら40キロの重さになると言うことです。

現場に鉄筋が100本5.5mで入ってきたら異形鉄筋がD16の長物とします。その重さは?

【長さ】5.5m×【比重】1.56kg/m

=【重さ】8.58kg×【本数】100本になるので858kg(0.86t)になります。

つまり鉄筋の単位質量【比重】を把握することで目方の数量を算出出来ます。

異形鉄筋単位質量と比重は?SD345の重さ

呼び名公称直径(d)mm公称周長(Icm公称断面積(S)cm2重量(単位質量)kg/m
D44.231.30.14050.110
D55.291.70.21980.173
D66.352.00.31670.249
D87.942.50.49510.389
D109.533.00.71330.560
D1312.74.01.2670.995
D1615.95.01.9861.56
D1919.16.02.8652.25
D2222.27.03.8713.04
D2525.48.05.0673.98
D2928.69.06.4245.04
D3231.810.07.9426.23
D3534.911.09.5667.51
D3838.112.011.408.95
D4141.313.013.4010.5
D5150.816.020.2715.9

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玉掛けワイヤー選定方法と吊り荷重

玉掛ワイヤーで鉄筋を吊りあげる場合には玉掛けワイヤーってどのように、決めればいいのか迷いますよね。

現場に鉄筋が100本5.5mで入ってきたら異形鉄筋がD16の長物をクレーンで吊る場合には玉掛けワイヤーはどれを選べばいいか迷います。

先ほどの鉄筋の重さの早見表で鉄筋の重さは0.85tでしたよね。

ワイヤーはで鉄筋を吊るときには、吊り角度が90度て2点吊りした場合には、2分、3分、4分ワイヤーで0.85tの鉄筋の束は吊れるか?

【吊り条件を2本2点吊りで吊り角度90度の場合】

【早見表から見てみると】

  • 6ミリワイヤー(2分)0.42t<0.85 tダメですね。鉄筋の方が重たいです。吊ると危険です。
  • 9ミリワイヤー(3分)0.949t>0.85 tワイヤーのほうが、勝ちましたがクレーンのフックの重さや角度が変わると危ない。
  • 12ミリワイヤー(4分)1.68t>0.85 tワイヤーと鉄筋の重さの二倍程度の安心がある。これを使用する。ワンランク上の玉掛けワイヤーを選べば大丈夫。

ワイヤロープ吊り荷重選定方法早見表

表は、6×24でA種安全荷重(安全係数:6)単位トンした場合です。

ロープ径(mm)2本2点つり2本4点あだ巻きつり3本3点つり 4本4点つりロープ破断荷重

垂直づり

つり角度30°

つり角度60°

つり角度90°

つり角度30°

つり角度60°

つり角度90°
6mm0.6000.5700.5100.4200.8400.7500.6301.80
8mm1.071.020.9120.7511.501.341.123.22
9mm1.351.281.150.9491.891.691.424.06
10mm1.671.591.421.172.342.091.755.02
12mm2.402.282.041.683.363.002.527.24
14mm3.283.112.782.294.594.103.449.85
16mm4.284.063.632.995.995.354.4912.8
18mm5.425.144.603.797.586.775.6916.3
20mm6.686.345.674.679.358.357.0120.0
22mm8.127.716.905.6811.310.18.5224.3
24mm9.649.158.196.7413.412.010.128.9
26mm11.310.79.607.9115.814.111.833.9
28mm13.112.411.19.1918.316.413.739.4
30mm15.014.312.810.521.118.815.845.2
32mm17.116.314.512.024.021.418.051.4
36mm21.620.518.315.130.227.022.865.1
40mm26.825.422.718.737.533.528.180.4

クレーン作業定格荷重と作業半径確認方法

今回はユニックで考えて見ます。ユニックは古河ユニックの商標名で移動式クレーンか吊りトラとか呼ばれます。

よく、見かける2tトラックのユニックで玉掛けする際にはブームをMAXに伸ばして、アウトリガーを最小で作業した場合にはクレーン作業半径と定格荷重表から作業可能なのかを確認してみます。

鉄筋は同じ最初の条件と同じで0.85tとして

クレーン作業半径と吊り能力確認定格荷重

鉄筋を同じ条件で100本を移動式クレーンで吊った場合には重さ0.85tの束を吊る場合のクレーン安全確認は?

クレーン転倒?ユニック作業半径と吊り能力の確認方法

【作業条件をこの条件で作業してみると】

  • 作業半径6.43m
  • アウトリガー 最小張り出し

表から見ますと、空車時定格荷重は0.16t(160kg)

つまり、【鉄筋】0.85t >【吊れる重さ】0.16t 荷物の方が重たい。※空車時は荷台に荷物空っぽの状態

作業するとユニックは横転します。

※本当は【鉄筋】+【ワイヤーの重さ】+【フック】の重さで荷重をみてください。

安全に作業するにはクレーンを鉄筋の近くまで出来るだけ寄せて、アウトリガーを完全張り出しする。

安全施工手順作業半径吊り荷重を検討

【このように車を近づけた作業条件では?】

  • 作業半径を3.0mを表から確認して
  • アウトリガー 最大張り出し

ブームをMAXまで伸ばしていたとしても表から見ますとら定格荷重は1.33t【吊れる重さ】

【鉄筋の重さ】0.85t<【吊れる重さ】1.33tなので安心して作業出来ます。

鉄筋工事の安全作業のまとめ

最後まで読んでもらいありがとうございます。鉄筋の比重を知るだけでなく使用する玉掛ワイヤーについても把握して作業を行いましょう。

玉掛け作業は常にクレーン作業が条件になります。知識を持って作業することが大切です。

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2021年4月14日現場豆知識建設知識,豆知識現場豆知識,豆知識

Posted by nekomaru