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建設現場のコロナ対策、換気と予防は?最新情報を分かりやすく解説!

2021年1月5日現場知識と勉強,現場豆知識

この記事では、コロナ対応のための建設業での感染予防の最新情報を分かりやすく解説していきます。

と、このように日々情報が更新されている感染対策ですが、現場の感染予防が古い情報のまましていたり、季節関係なく一貫した対策しか行っていない、感染予防対策の見直しができていなかったりなどする場合があります。

普段現場で作業している職人さんは体を使って作業しています。

体は疲れるし呼吸もマスクで大変です。

コロナ感染予防対策がよくコロコロ変わるけど、現場の感染対策は大丈夫かな?

そこで、作業パフォーマンスを下げず、建設現場のコロナ対策で換気目安をメインに予防と周知する方法について解説していきたいと思います。

このブログは他にもこのようなことがまとめてあります。合わせて気になる記事を確認してみてください。全体を確認するにはこちら

建設現場のコロナ対策が分かる国交省ガイドライン

国土交通省の建設現場での感染拡大の防止ガイドラインは、建設業における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(2020年5月14日(2021年5月12日改訂版))日付版」が発行されました。

感染防止の国交省は建設現場での感染拡大防止の取り組み事例が紹介されたり、オフィスや通勤時などの対策などが記載されています。

ここからは、季節・現場環境それぞれのシチュエーションに合わせて解説していきます。

今回は、建設現場に特化した状況での感染予防対策に焦点を当てて挙げていきます。

具体的な感染予防対策とは?

具体的な基本予防対策は以下の通りです。

  • 感染予防対策の策定・変更について検討する体制を整える
  • 従業員・作業員の健康確保
  • 「3つの密」「消毒の設置・実施」「マスク着用」を徹底する
  • 内装工事などの密閉空間は、エリアごとに区画設定し、人数制限を設ける

などなど、このように感染予防として周知している内容と特に相違はあまりありません。

熱中症リスク軽減のための感染予防対策

特に建設現場は、猛暑の中でも屋外で作業をしなければならないことが多いので、熱中症になるリスクが他の職種に比べて高いという事実があります。

そこで、国交省では以下の対策をとるべきだと解説しています。

  • 冷感素材等を用いたマスクの活用
  • マスクと併用可能な空調機器等の活用(空調機能が付いた作業服の着用や、首掛けクーラーの活用等)
  • 現場作業において、特に不要な場合は適宜マスクを外す(屋外で人と十分に距離を確保できる場合や一人での作業などマスクを外しても良い例外的な場合を明示し、現場で周知等)
  • 現場でのスポットクーラーや扇風機等の設置
  • ドライミスト発生装置の設置
  • 屋外作業の現場で、送風機等により通気性を確保
  • テント付きの屋外休憩所の設置
  • 休憩所等において、エアコンと換気扇等を併用
  • マウスシールドやフェイスシールドの活用

ポイントとしては、適宜、マスクが不要である状況であればマスクを外してよいとされています。

建設現場での移動・立ち入りについて

従業員に問わず、外部からの関係者についてもしっかり感染予防対策を講じる必要があります。

  • 現場の状況に応じ、作業員を複数班に分け、入場時間や退場時間を一定時間ずらす。
  • 建設現場に車両で移動する際には、車両数を増やす、近隣に借地し駐車スペースを確保する等により、同乗・相乗りを可能な限り避けるようにする。
  • 不要不急な部外者の立ち入りは行わない。
  • 取引先等の外部関係者の立ち入りについては、当該者に対して、従業員に準じた感染防止対策を求める。
  • あらかじめ、これらの外部関係者が所属する企業等に、建設現場やオフィス内での感染防止対策の内容を説明する等により、理解を促す。
  • 不要不急の現場見学会は控える。

ここでのポイントとしては、今まで、建設現場に乗り合わせで行くことが慣習となっていましたが、可能な限り乗り合いをしないよう推奨されています。

追記として、複数の作業員が触れるバックホーやクレーン等の重機の作業の際にはレバーやハンドルを除菌することも大切です。

少し、今までの現場環境と違ってくるのでなかなか浸透しづらいかもしれませんが、内外に感染対策を周知していくようにしたいですね。

下の記事では、2021年からの働き方は一体どのようになっていくのかについて言及している記事です。

新しい生活様式に対して、一体どのような働き方をしていけばいいのか解説しているので是非合わせて読んでみてください。

建設現場のコロナ対策における3つの換気対策ポイント

特に、建設業では、内装工事など密閉された空間や狭い空間での作業をする場合があります。

そうした現場においては、換気装置の設置・自然換気をするよう呼びかけられています。

ですが、ただ換気をしただけでは感染対策となっているか少し疑問ですよね。

そこで、国交省では建設業における新型コロナ感染予防対策ガイドラインに、換気に関しての3つの目安が設けられています。

その目安の内容とはどのような内容なのか解説していきます。

換気する場合のコロナ感染防止ポイント

特に寒冷時は換気をするのが億劫になりがちなので、以下のポイントを目安に換気を徹底するようにしましょう。

感染防止換気目安その1

機械換気による常時換気や室温が下がらない範囲(18度以下を目安)での常時窓開けをそのように1つの目安として記載されています。

感染防止換気目安その2

やはり冬場は乾燥するので、適切な保湿では湿度40%程度を目安として記載されています。

感染防止換気目安その3

二酸化炭素(CO2)センサーを配置してモニターし、適切な換気によりCO2濃度を1000ppm以下に維持するとした。

1000ppmの基準とは、下記の引用からでも示すように常に室内の二酸化炭素の濃度の確認で感染リスクを抑える目安基準を設けられました。

【普通電車】車内満員(他人との隙間はあり)二酸化炭素濃度1,417ppm

【飛行機】機内満席二酸化炭素濃度2,107ppm(離陸直前)

二酸化炭素の室内での測定は現場事務所や詰所等の自宅でもそうですが 1つの計測の基準として今後、現場の方にも配置されてくる売れる商品の見込みがあります。

いやらしい話で申し訳ございませんが需要が高い商品と推測されます。

この1000ppmを超えるときには室内の人を減らしたり窓を開けて換気する等の現場対策の1つになると思います。

新たなコロナ対策指針「五つの場面」とは?

追加された、広報案内として感染リスクが高まる五つの場面としては、皆さん既に把握されている下記の内容が建設現場の感染予防対策ガイドラインに盛り込まれました。

感染リスクが高まる「五つの場面」とは?

五つの場面とは?
  • 飲酒を伴う懇親会等
  • 大人数や長時間におよぶ飲食
  • マスクなしでの会話
  • 狭い空間での共同生活
  • 居場所の切り替わり

常にニュースやテレビで報道されている当たり前の内容かもしれませんが、これが建設業の感染予防ガイドラインに組み込まれています

今後落ち着くまでは、上記の内容がガイドラインの中に盛り込まれ新年会や忘年会等はもう無いかも知れませんね。

1つの現場でコロナが発生すると休工になり大変になります。

また、コロナが発生すると現場では、元請けや事業主は労災と同じ扱いになるため労働基準監督所に報告をしなければならなくなるので現場のストップや工期遅延等にもなるのでくれぐれも注意が必要です。

外国人労働者にコロナ対策を教える

また現場では、技能実習生や外国人労働者も多くなかなか周知が難しい部分もありますが、適切に周知するためにはどうすれば良いのでしょうか?

特に外国人労働者は留学生と違いJLPT(日本語能力検定)でいいますとN4かN5程度のまだ片言の日本語能力しかない為に、なかなか周知できない部分があるので各言語に応じたチェックリストが今回盛り込まれました。

ぜひ外国人労働者の方にも啓蒙活動が必要になってきます。

外国人労働者の皆さんにもチェックリスト「正しく伝わっていますか」が今回新たに掲載されました。

チェックリストの内容は、言語ごとに分かれて書かれていますので、是非現場での外国人労働者に向けて周知していくときに役立ててみてください。

下の記事では、外国人労働者を採用する場合の手続きなどについて解説しているので、詳しく知りたい方は是非読んでみてください。

コロナで新しい建設業の販売マーケット

先述したように、二酸化炭素の排出を適度な換気で抑えることを推奨されています。

そこで、個人的な見解ですが、二酸化炭素を減らすということであれば、インテリアグリーン等はどうでしょうか?

観葉植物を置くことで二酸化炭素の量を減らし目の保養等にもなるので、事務所のストレス等の緩和にもなりますし、事務所の雰囲気の改善にもなります。

また今、建設も受注が減っている中で外構工事や造園工事を携わる方はインテリアグリーンの販売等で新たな受注を得ることも可能性があるかもしれません。

エクステリアの工事で受注を上げることで観葉植物の販売等も1つの生き残りの戦略かもしれません。

ECサイト等を立ち上げて販売することも可能です。

まとめ

今回は、建設現場における感染予防対策について解説していきました。

まとめますと、

  • 感染対策は周知されている内容とほぼ同じ
  • 猛暑の時は適宜、不要な場合はマスクをつけないなど熱中症予防にも努める
  • 現場へ向かう時は乗り合わせなどをしないようにする
  • 3つの密・5つの場面を避けて作業にあたる
  • 外国人労働者には言語ごとのチェックシートを利用して周知していくようにする

ですね。

コロナの状況は変わらず感染者が増える一方です。

その中で建設現場では多くの密の状態で作業が続きます。

マンションやアパートの建築では換気していても目安がわからない中で作業していることが多いので1つの目安として二酸化炭素の濃度を図る等の対策を元請けは行うべきだと思います。

さらに言葉の弱者である外国人労働者に対しては様々なツールを使い相手に対策の必要性をきちんと周知する必要性があります。

今まで安全衛生の中で安全教育の方ばかり目線が言ってたかもしれませんが、衛生管理についても再度今見直すべきだと思います。