熱中症対策は前回も説明しましたが、空調服だけでなく現場で実は一番暑くなるのはヘルメットですね。
暑い時間帯を避けて作業するのが対策の基本ですが、作業工程や役割分担などにより、それが難しいのも現実です。そのような時は、次のアイテムを導入し、身体の負担を減らすことが大切です。
夏にヘルメットを被ると頭が蒸れて不快・・・日よけとして帽子は被るんだけど、もう少し冷やしたいと思う人もいます。 実際のヘルメットの温度はこちらのグラフを見てください
夏場のヘルメットの温度は作業時間1時間で炎天下で作業するとその温度は80℃近く上昇してきます。ただヘルメットって会社からの支給品で決められてものが多いのでなかなか対策が取れないものです。
ヘルメット被って作業していると暑さでクラクラすることもあります。
今回はヘルメットに取り付け出来る暑さ対策グッズも踏まえて説明しています
このブログを見て連絡してきた、練馬の新人保険屋さんの千尋(ちひろ)さん。
建設業の実態教えて欲しいと言われてブログを一緒にやることになりました。
夏場はヘルメットから熱中症対策:暑さ対策軽減対策
現場の作業ではやはり安全第一ですので、ヘルメットは必須のアイテムになります。
会社の社長や事務の方はヘルメット購入・買い替えを考えている方は、夏場の作業も見越して、素材・機能性を確認しましょう。
ヘルメットには遮熱加工 PC製というモノがあるので是非探してみてください。
夏場のヘルメットは本当に暑いです。そのなかで以前はこのようなアイテムを使用していました。
吸水性のあるメッシュの帽子みたいなものを頭にかぶって、ヘルメット下の通気をよくするものがありました。
水に浸すと帽子が温度下げてくれて作業性が多少向上するものでしたが、ここ何年かで新しいものが進化してきてますので紹介したいと思います
夏場はヘルメットから熱中症対策:清涼ファン風雅/:TAJIMA
ヘルメットにも、ファンを活用したアイテムがあります
内部の空気の通りを良くして爽快感を得たり、首元を冷やして火照りを和らげてくれます。
このタジマの商品はパワフル送風で丸一日涼しい!現場で活用できるの間違いなしのアイテム
この商品の特徴3つのポイント
- お手持ちのヘルメットに装着できる送風ファン
- 従来より約50%薄型化。重心がカラダに近く重さを感じづらい
- ヘルメット内の籠った熱を追い出し、首元も冷やす2方向送風
夏場はヘルメットから熱中症対策:「爽快くんファンセット」 BR-852
首元にファンで風を送るにことで現場暑く火照った体から熱を放出が出来るアイテム
この商品の特徴2つのポイント
- 首元にファンで風を送る画期的な熱中症対策用品!
- ヘルメットに直接取り付けるタイプで、シリコンゴムでしっかりと取付可能です。
夏場はヘルメットから熱中症対策: ひえたれハイパーファン
外気を首筋に送風することで作業性を効率的に体を冷やすことが出来る連続運転時間も長く安心
この商品の特徴3つのポイント
- 重要な血管が集まる首を汗の気化熱で冷却! 効果的に身体を冷却します!
- ヘルメットに装着するだけ大量の外気を後頭部から首筋に送風
- 最大風速で約9時間以上連続運転可能
夏場はヘルメットから熱中症対策:スピードクーラー ヘルクール
ヘルメット内に風を送り込み汗や水分によるムレを解消できるUSB利用と電池式もある便利なアイテム
この商品の特徴3つのポイント
・ほとんどのヘルメットに取付可能で不要時は簡単に外せます。
・超小型のファンが外気をヘルメットの中に取り込みヘルメット内
を強力換気します。
・シリコンバンドで取り付けて、ヘルメット内に風を送ります。
ではヘルメットだけでなく、首元から涼しく出来るアイテムを次にまとめていきたいと思います。その他の暑さ対策をチェックしてみてください。
首元を冷やすことで体を冷やす熱中症対策
首元は多くの血管が集まっており、冷やす場所として最適ですが、実際に作業中に冷やすのは首掛け等では仕事の邪魔になりますが、休憩中に体を休めるには最高のアイテムで普段使いでも可能です。
首元を冷やすことで体を冷やす:ウェアラブルネックファン
首にかけて使用するネックファンは360度、風を感じることが出来ます。
・首回り全体から風を感じることが出来るので休憩中にいいです
・フレキシブルな可動部により自由な角度調節が可能です
・髪の毛を巻き込みにくい設計になっています
首元を冷やすことで体を冷やす:ハイブリッドネックファン
こちらもカッコいいですね。熱中症対策グッズとしても使えるし、冷却・送風、2つの機能を備えた便利アイテム。
首元の冷却と温めができるネッククーラー&ウォーマー。
ボタン一つで簡単に冷却と温めの切り替えが可能です。
夏季は冷却プレート、冬季は温熱プレートとしてオールシーズンで使えるネックファンになります
夏場はヘルメットから熱中症対:麦わら帽子
少し手元が見えにくいですが、オーソドックス対策が一番効果的な場合があります。民間工事等では着用している技能者の人は見かけますね。
いいんです。暑さ対策なので創意工夫で現場を乗り切ることが重要なんで・・・
まとめ
炎天下でのヘルメットの温度は軽く70度近くまで上昇してしまいます。
昔はヘルメットの下に帽子型の濡らして使う熱中症対策グッズがありましたが、どんどん進化が進み、ヘルメットに関してはヘルメットには遮熱加工 PC製があるので会社で買い替える必要があれば選んでみてはどうしょうか?
そのなかでヘルメットは会社からの支給品がほとんどですので、素材が選べない場合には後付けで取り付け出来るファンを備えたものが多数販売されています。今後はこのようなヘルメットが標準になってきます。
首元を冷やすネックファンもありますので利用して熱中症対策として今年の夏に備えてみてはいかがでしょうか?
次回は、あれば嬉しいなぁと思う熱中症対策グッズをまとめてみたいと思います