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建設キャリアアップシステム:消防施設工の能力評価制度は?登録基幹技能者になる方法

2020年11月24日CCUS,建設キャリアアップ(外国人雇用)

この記事では、建設キャリアアップシステムを通して、職人としてレベルアップする方法を解説していきたいと思います。

また、消防施設工職人として登録基幹技能者になる方法も合わせて解説していきたいと思います。

建設キャリアアップシステムと登録基幹技能者についての詳しい内容は各リンク先でまとめているので合わせて読んでみてください。

建設キャリアアップシステムに登録したばかりだと、

消防施設工としてゴールドカードを取得するにはどうすればいいのだろう?

など、建設キャリアアップシステムを通してどのようにレベルアップするのかよく分からないかと思います。

建設キャリアアップシステム(CCUS)とは、人手不足な建設業界でwebサイトとICカードを組み合わせて、建設技能労働者や事業所の情報をデータ化する仕組みです。

大手建設会社が導入を進めていますが、そのうち建設業界では義務化になるかもしれません。

消防施設工は、ビルメンテなどの施設設備保守でも活躍出来る仕事です。

そんな消防施設工としてレベルアップする方法を、建設キャリアアップシステムの仕組みを通して解説していきます。

また、登録基幹技能者になるための資格取得方法についても解説していきます。

このブログは他にもこのようなことがまとめてあります。合わせて気になる記事を確認してみてください。全体を確認するにはこちら

消防施設工事キャリアアップシステムの評価レベルとは?

建設キャリアアップシステムでは、「能力評価制度」というシステムがあります。

能力評価制度とは、建設技能者のレベルを経験・知識・技能・マネジメント能力での評価を基本に4段階で評価したものです。

各レベルの目安としては、

  • レベル1:初級技能
  • レベル2:中堅技能者
  • レベル3:職長として現場従事できる技能者
  • レベル4:高度なマネジメント能力を有する技能者(登録基幹技能者など)となります。

各職種により、レベル1~4の取得に必要な条件が異なります。

資格取得したらやはり単価と給与はベースアップしたいところです。私も実際3回も転職してます。

ただ、なかなか転職サイトをみても建設業に特化した求人が少ないですよ。

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建設キャリアアップシステム:消防施設工の能力評価制度

今回は、建設キャリアアップシステムによる消防施設工の能力評価制度とは一体各レベルでどんな条件なのか解説していきます。

消防施設工能力評価レベル4(ゴールドカード)

この資格があれば、技能者として頂点になれます

消防施設工として、レベル4のゴールドカードを取得するのはいくつかの条件があります。

まず、建設業での就業日数が10年(2150日)、職長として3年(645日)の経験を積まなければなりません。

また、下記の資格のいずれか1つを取得していなければいけません。

  • 登録消火設備基幹技能者
  • 優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)

更に、レベル2・3の基準に示す保有資格をクリアしていることも条件として含まれます。

また、当然職長経験を問われますので、職長・安全衛生責任者教育を受講している必要があります。

職長・安全衛生責任者教育についての詳しい内容は下記の記事でまとめていますので、是非合わせて読んでみてください。

登録消防施設基幹技能者になる方法

最高ランクの職長になれるー!

消火設備工事という職種は、消防法および建築基準法等の関係法規を守って工事をする内容になります。

そのため、経験に加え、法律などの知識を必要とする極めて難易度の高い職種です。

登録消防施設工基幹技能者はその工事の職人のマスター(最高ランク)と考えてください。

主な工事の内容は以下の通りです。

  • コンクリート打設に伴うスリーブ入れ
  • 型枠撤去後の配管工事
  • 機械室における消火用機器類の設置工事
  • 天井・間仕切壁設置および内装仕上げ
  • 消防検査や発注者による完成検査等対応等

登録基幹技能者になるには、いくつかの条件を満たしたうえで、講習と修了試験を受けて合格することで資格を取得できます。

その講習を受けるには、以下の条件をすべて満たしていることが必要です。

  1. 消火設備の施工現場において10年以上の実務経験を有する者
  2. 消火設備の施工現場において3年以上の職長経験を有する者
  3.   職長安全衛生責任者教育・能力向上教育(再教育)
  4. 下記のの資格のいずれかを有する者
    • 消防設備士 甲種第1類または第2類または第3類
    • 消防設備士 乙種第1類または第2類または第3類
    • 消防設備点検資格者 第1種
    • 優秀施工者国土交通大臣顕彰受章者 (建設マスター)
試験問題と合格基準

講習は2日間行われ、受講料は 30,000円程度必要になります。

更新講習は5年毎に受ける必要があります。

試験は、四肢択一式の25問(1問4点)時間は90分です。

合格判定基準は、60点以上ですが、合否の判定は講習委員会において行われ、後日受講者本人に通知されます。

登録基幹技能者講習に関する詳しい内容については、以下のリンク先から知ることができるので興味のある方はチェックしてみてください。

消防施設工事CCUSキャリアレベル3(シルバーカード)

消防設備士はさらに上を目指すには必須の資格だね

建設キャリアアップシステムでレベル3になるためにはいくつかの条件を満たす必要があります。

まず、就業日数7年(1505日)を経験と、職長として 3年(645日)の職長経験が必要となります。

また、以下の資格のうち1つを保有しないといけません。

これ以外で必須となる資格は、職長・安全衛生責任者教育とレベル2の基準に示す保有資格をクリアしていることが必要になります。

必須資格のうち、高所作業車運転技能講習については下記の記事で解説しているので是非合わせて読んでみてください。

また、消防整備士についての資格も下記の記事でまとめているので、合わせて読んでみてください。

消防施設工事建設キャリアアップランク2(ブルーカード)

見習い技能者から成長したランクですね

ランク2になるには、就業日数3年(645日)が必要となります。

また、いずれかの資格を1つ取得していることが条件になります。

「あと施工アンカー施工士」に関する詳しい内容については、下のリンク先で知ることができるので是非合わせてチェックしてみてください。

消防施設工事キャリアアップランクレベル1

まずは、ここからスタートですね

建設キャリアアップシステムに技能者登録され、かつ、レベル2から4までの判定を受けていない技能者になります。

まだ経験をこれから積む人や判定を受けて無い人はレベル1になります。

消防施設工事建設キャリアアップシステムの申込み先

建設キャリアアップを運用している建設業振興基金の建設キャリアアップのHPは以下の通りです。

消防施設工事建設キャリアアップシステムの登録詳細

建設キャリアアップシステムでの消防施設工に関する概要は以下のリンク先から見ることができるので、まずはここからチェックしてみましょう。

消防施設工事建設キャリアアップシステムの事業者登録

請け負い事業者が建設キャリアアップシステムに登録しておくと、入札制度で有利に働くことができるので是非申請してみてください。

消防施設工事建設キャリアアップシステムの技能者登録

技能者個人が登録する場合はこちらからになります。

各リンク先では、申請の書類やQ&A等が記載されておりますのでご活用下さい。

補足:消防施設工なら知っておきたい便利な充電式ライト

消防施設工はビルメンテナンスなどの保守点検の際は、暗い場所で作業を行うことが多いです。

そのため、懐中電灯といったライトは作業中欠かせなくなります。

そこで、今回紹介するのはマキタの充電式ライトです。

18vの充電バッテリーを使用することができるので、同じ18vのバッテリーであれば様々なマキタの工具を使用することができます。

照射時間も長く、長時間の作業にも耐えるほどのバッテリーパワーもあります。

バッテリーが下部についているので、自立型にもなる便利な設計となっている部分もおすすめです。

まとめ

今回は、消防施設工職人としてレベルアップするための方法を建設キャリアアップシステムを通して、解説していきました。

また、登録基幹技能者になる方法についても解説していきました。

まとめますと、

  • 建設キャリアアップシステムには能力評価制度というものがあり、4段階に分かれている評価から客観的に判断することで適切な作業内容を担当させることができる
  • レベル4になるためには、就業年数10年・職長経験3年、登録消火設備基幹技能者優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)のいずれかの資格を保有している必要があり、またレベル2・3に定める条件の資格を取得していること
  • レベル3になるためには、就業年数7年・職長経験1年、消防設備士消防設備点検資格者青年優秀施工者土地/建設産業局長顕彰高所作業車運転技能講習及酸素欠乏危険作業主任者技能講習(技能講習は両方とも取得が必要になります)のいずれかの資格を1つ取得していること、レベル2に定める資格を保有していること
  • レベル3・4では、職長経験を問われるので、職長・安全衛生責任者教育を受講している必要がある
  • レベル2になるためには、高所作業車運転特別教育酸素欠乏危険作業特別教育低圧電気取扱業務特別教育あと施工アンカー施工士のいずれかの資格を取得している、就業年数3年あること
  • 登録基幹技能者になるには、消火設備の施工現場において10年以上の実務経験を有する者消火設備の施工現場において3年以上の職長経験を有する者職長安全衛生責任者教育・能力向上教育(再教育)・(消防設備士 甲種第1類または第2類または第3類、消防設備士 乙種第1類または第2類または第3類、消防設備点検資格者 第1種、優秀施工者国土交通大臣顕彰受章者 (建設マスター))いずれの資格を有する者といった条件を満たしたうえで講習を受講し、修了試験に合格すること

ですね。

消防施設工は、多くの経験と知識が問われる職種になります。

ビルなどの建設が滞らない限り、必要となる職種なので需要が高いのではと思われます。

是非、消防施設工としてレベルアップし、スーパー職長になれるようチャレンジしましょう。