サッシ職人になるには?必要な資格と年収は?現場に転職就職する業界知識は?独立して給与アップ | なんとなく生活に役立つ情報

サッシ職人になるには?必要な資格と年収は?現場に転職就職する業界知識は?独立して給与アップ

2022年4月10日建設業給与,現場豆知識建設知識、給与

「建設業にいるけれど違う業種に転職したい」「建設業に転職しようとしているけど、どういった仕事があるのか知りたい」と建設業に関してどういった仕事があるのか知りたい方も多いのではないかと思います。

そこで今回は「サッシ取付」に関わるサッシ職人が行う仕事内容についてご紹介していきます。

また、サッシ職人になるために必要な資格やサッシ業界が抱えている現実問題についてもあわせてご紹介していきます。

今回は、このブログを見て連絡してきた、「練馬の新人保険屋さんの千尋(ちひろ)さん」が「建設業の実態教えて欲しい」ということなので、これから一緒に建設業界の実態を見ていきたいと思います。

この記事で分かること
  • サッシ職人として働くために知っておきたい基礎知識
  • サッシ職人に関する最近の転職・就職事情
  • サッシ職人として独立するための方法
千尋さん新人保険屋

サッシ施工職人って難しい仕事ですか?

ネコマル

サッシ施工は緻密な計算や設計図を読む力が必要になり
実務経験を十分に積まなければならず難しいですね。

では、サッシ職人として雇用・独立するためにはどのようなことが求められるのか解説していきます。

このサイトで紹介したアイテムをこちらで少しづつまとめていますので、良ければチェックしてみてください。。

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ネコマル のROOM - 欲しい! に出会える。 (rakuten.co.jp)

サッシ職人とは?

サッシ職人のスキルアップと独立

サッシ職人は、建築物にある開口部分に「窓」や「扉」などのサッシを取り付ける作業を行うことを専門としています。

建築物には欠かせないサッシを取り付けるお仕事を主に担っており、細かな作業が求められる施工でもあります。

千尋さん新人保険屋

サッシ職人さんは、
建築物に欠かせないサッシを取り付けるお仕事ですよね

ネコマル

サッシは様々な種類、形があり、それぞれの施工に合わせて
施工するのが難しいですよね

具体的な作業内容

では、どういった施工をしていくのが解説していきます。

  1. 開口部の出入り、高さなどを正確に計測する
  2. 曲りやゆがみがないように、開閉装置などの金物類を確実に取り付ける

以上の手順が主な工程になりますが、サッシの大きさや種類が様々あることから、施工方法もそれぞれ違ってきます。

そこで、今回は代表的なコンクリート建築物にサッシを取り付ける手順をご紹介していきます。標準的な施工方法というか一番オーソドックスな方法ですが・・・

コンクリート建築物にサッシを取り付ける手順

  1. あらかじめ取り付ける部分に引かれた「」を見て取付位置を確認
  2. サッシ枠を仮位置決めし、くさび等を使って取付位置を微調整する
  3. コンクリート壁に埋め込まれた鉄筋とサッシ枠に装着の溶接用アンカー(鉄片)を電気溶接して固定す
  4. サッシ枠とコンクリート面の隙間にセメントと砂を水で練り合わせたモルタルを詰め込んでふさぐ
  5. ガラスや金物などを取り付けて動きを調整する

サッシ職人が正確なサッシ取り付けを行わなければ建物全体の強度が下がるだけでなく、開口部の建付けが悪くなることで建物内部の換気にも影響を与えることがあります。

一見誰にでもできそうな施工内容と思われるかもしれませんが、サッシ取り付けは建築物を仕上げる上で重要な部分を担っているのです。

サッシ職人人気の道具はグリーンレーザーが一番人気ですね

サッシ職人がよく使う道具

サッシ職人がよく使う道具は下記の通りです。

  • サッシ枠
  • くさび
  • 電気溶接機
  • かなづち
  • のこぎり等の手動工具
  • ドリル等の電気工具
  • 作業中の護身用品

これらの工具以外にも、建築物の大きさやサッシの種類などによっては建設車両や電気工具を利用することもあります。

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他にも、補修を担っている施工会社であれば、補修用の工具を使うこともあります。

サッシ職人が主に行うタスク

サッシ職人とはどんな仕事?

サッシ職人として求められる主な能力は下記の通りになります。

  • 建築物の開口部に金属製の窓や扉などを取り付ける
  • サッシの欠陥や故障などを修理したり交換する
  • サッシ枠を仮位置決めし、取付位置を微調整して決定する
  • ガラスや金物などを取付、動きを調整する
  • 巻き尺、型板、マーカーを利用して開口部の寸法を測定して、サッシの取付位置に墨入れといった印をつける

サッシ施工は、建築物の出来栄えを左右する大きな要素を担っています。

体力が求められる仕事が多いだけでなく、それぞれの現場に合わせた工法を検討したり、全体の建築物の工程に合わせた施工計画、建築物の安全対策なども必要とされます。

サッシ施工は、数人のチームで作業することが多く、規模の大きい現場では数チームで現場にあたるようになります。

それらのチームを指揮するのは職長や各チーム長であり、管理者は管理業務、建設業者やサッシメーカー、関連職種などと円滑なコミュニケーションをはかるなどの連携業務、安全管理や原価管理などの管理業務も行います。

サッシ職人の就職から独立するまでの流れ

千尋さん新人保険屋

サッシ職人として活躍するためには
どうすればいいのでしょう?

ネコマル

サッシ職人として働くうえで特に資格は必要とされませんが、
就職後は必要な資格は多数あるんですよ

サッシ施工業界へ就職するうえでは、特に学歴や資格は必要とされません

多くの方は、サッシ施工会社に就職し、実務を通して業務に必要な技能や知識を習得していきます。

サッシ職人の下について実務経験を積んだあと、2~3年で取付工事を任せられるようになります。

さらに10年以上のベテラン職人さんになると、個別に指名されるお仕事が増えてくるようになります。

ただし、サッシは様々な種類の製品があり、それに伴って工法も改良されてきているので、それに対応した技能を常に取得し、向上していかなければ指名されたお仕事をこなしていくことは難しいといえます。

そこで、経験をつみながら取得したい資格を紹介していきたいと思います

【補足】サッシ職人として独立したら考えたい保険の話

ネコマル

職人でも万が一のリスクはつきものなので
保険はしっかり入っておくことをおすすめしたいですね。

千尋さん新人保険屋

ケガしたら保障ないので怖いですね。
一人親方にもあった保険ありますよ。

一人親方の知識として特別加入の知識と民間保険の知識等は知っておくべきですのでこちらを参考にしてください

https://www.hs-partner.co.jp/contact/

サッシ職人に必要な資格と 日当をあげる方法

サッシ職人の施工と必要な資格

サッシ職人に必要な(持っていると仕事の幅が広がる)資格は下記の通りです

  • 1級/2級サッシ施工技能士
  • 1級/2級カーテンウォール施工技能士

特に技能士の資格は、厚生労働省が定める国家資格になるので取得しておくと資格手当がもらえることもあります。

サッシ職人として経験をさらにつみ、現場の管理なども任せられるようになると、サッシの取付工事を一括で請け負うことができるようになります。

取付工事を一括請負することができたら、独立していく方も多くいます。

サッシ施工に関わる技能士の資格を取得するには?

上記でご紹介した「サッシ施工技能士」「カーテンウォール技能士」を取得する際に受験する「技能検定」とは一定も基準により国として各技能者の技術を認定・評価するための国家試験とされています。

技能検定に合格すると、現場において確かな技術を持っている技術者として評価され、そうした資格を持つ人のことを「技能士」と呼ぶこともあります。

試験内容は学科試験と実技試験が行われ、それぞれ学科で65点以上、実技で60点以上の合格基準を満たす必要があります。

受験資格は下記の通りです。

実務経験期間
特級1級合格後5年以上(サッシ施工/カーテンウォール施工技能検定にはありません)
1級7年以上(学歴により異なる)
2級2年以上(学歴により異なる)
3級(※)(サッシ施工/カーテンウォール施工技能検定にはありません)
単一等級3年以上(サッシ施工/カーテンウォール施工技能検定にはありません)
引用:一般社団法人日本左官業組合連合会「技能検定試験について」

この資格を取得すると「建設キャリアアップシステム」での評価基準をグンとあげることができます。

建設キャリアアップシステムでの評価が上がると、処遇改善も見込め、さらに大きな建設現場の管理も任されるようになるのでより大きな企業へ転職することも可能になります。

これらの資格に関わる建設キャリアアップシステムの内容についてはこちらからご覧ください。

サッシ職人-労働条件について-年収

サッシ職人の労働環境についてこんなデータがあります。サッシ職人の年収はいくらぐらいなのか?平均の参考値があります

統計からみる左官の雇用状況

平均的な技能者の年齢は、全国42.4歳(出典:令和2年賃金構造基本統計調査

年収の目安としては全国433.7万円(出典:令和2年賃金構造基本統計調査)

平均的な労働時間は全国で177時間(出典:令和2年賃金構造基本統計調査)

特に他の建設業界とはあまり差がないというのが現在の労働環境になります。

給料は日給か月給のどちらかで支払われることが一般的となっていますが、熟練具合によってその賃金に差があります。

労働時間は一般的な企業と同じく実働8時間の週休2日制の施工会社が多いのですが、請け負う現場によっては労働時間が前後します。

サッシ取付は、建築物の全体工程に合わせて施工を進めることが主となっていることから、前工程の進捗状況によって休業となることもあれば、工程の帳尻を合わせるために時間外労働を強いられることも多々あります。

サッシ職人の現在の労働事情

サッシ職人の雇用する方法
ネコマル

サッシ職人は結構難しい仕事ですよね?

千尋さん新人保険屋

そうですね。ただ、就職する人は多いんですか?
将来も仕事あるんですか?

全国的な就業者数=598,750人(出典:平成27年国勢調査)
有効求人倍率:3.48

全国的な就業者数は決して少ないわけではありませんが、サッシ施工はチームで動くので人手を必要としている業界でもあります。

そのため、有効求人倍率が3.48倍、つまり求人している企業はあるものの就業を検討する人材が少ないという問題が浮き彫りになってきています。

サッシ職人は今後仕事があるの?

サッシ取付業界は、住宅業界に左右されやすく、住宅需要が落ち込んでしまうとサッシ施工にも大きく影響が及びます。

また、ここ最近はコロナショックで建具類を担う中国内のサプライチェーンの一部が滞ったことにより、住宅の供給をもストップしてしまった企業も多く出てきています。

そのため、サッシ類の材料などが手に入らないことで施工計画にも大きく遅れが出てきたり、仕事すらストップしてしまったというような状況がサッシ業界でも出てきました

2022年アルミ単価もさらにこれからアップしてきます

住宅業界に大きく影響を受けるサッシ取付業界ですが、これらの状況を打破するためにも様々な工夫をしている企業や職人さんも多くいます。

例えば、

  1. サッシ取付だけでなく補修も担う
  2. サッシ取付以外の業種の作業も担う(大工など)
  3. 様々なサッシを扱えるようになる(リフォーム・板金など)

など、他の作業工程とともに手広く作業を担うことで住宅業界には頼らないような仕事の仕組みを作るようにすることが求められています。

また、多様化している住宅環境にあわせて、様々なサッシや金具類を扱える技術も求められていることが増えているので、こうした現在の住宅に求められているスキルを磨くこともサッシ業界で生き残るうえで必要なことだといえます。

千尋さん新人保険屋

これからサッシ施工の仕事は重要なことだと分かりました。

ネコマル

住宅業界に左右されやすい業界でもありますが、
人手が特に必要な施工なので求人は多くあります。

そのため、こうした求人サイトでサッシ取り付け仕事を検索してみると多くの企業でサッシ職人(もしくは建具職人)を求めているということが分かります。

他にも、自分にあった条件の求人情報を見ることができるので是非チェックしてみてください。

サッシ職人が転職・雇用するなら?

サッシ職人は常にチームで動くことが多いので、先ほど解説したように常に人手を必要としています。

また、未経験でも入職できるチャンスがある仕事でもあるので他業種から転職することも可能です。

是非、サッシ職人という仕事に興味があるときは紹介しているサイトを参考にしてみてください。

外国人人材で左官職人を雇用する方法

コロナで外国人人材も入国規制もあり少し話題がなくなっていましたが、今後緩和してくる中で技能実習生から特定技能への切り替えなど再度話題になってくると思います。

外国人は嫌だと言う人もいますが、雇用人材を確保しないと事業は続けれないし難しいですよね。

日本人で採用が難しい場合には外国人人材に着目してみてはどうでしょうか?

今は特定技能と言われる新たな在留資格出来ています。採用費用や媒体費用で悩む事業主の方は一度相談されてみてはどうでしょうか?

〇外国人の新規入国については、令和3年1月以降、全世界を対象に査証発給の制限が行われており、入国を認める「特段の事情」と同様の事情がない限り入国ができない状況でした。
〇今般、令和3年 11 月8日から一部見直され、商用・就労目的の短期滞在や就労・留学・技能実習等の長期滞在についても、一定の要件の下で、入国者総数の枠内で新規入国が認められることとなりました。
ただし、留学・技能実習は、他の在留資格に比べ入国者数も多いため、段階的に入国を認めることとなっています。外国人の新規入国制限の見直し(技能実習)について(PDF)|出入国在留管理庁



まとめ

サッシ職人が抱える労働問題は今後どのようになっていくかは、住宅業界がどうなるのかで大きく変わります。

ただ、どの業界にもいえることですが、確かな技術と時代に合わせた技術をも取得することがまず大前提、職人に求められることだといえます。

「サッシ業界に転職しても仕事がないのでは?」と不安視してしまいがちかもしれませんが、全くないというわけではなく、サッシに関する仕事はまだまだ人手を必要としているところは多くあります。

諦めてしまうには早合点な判断だと思いますので、是非転職サイトとともに参考にしていただければと思います。

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Posted by nekomaru