建設業で加入していないと仕事出来ない?一人親方・事業主が選ぶ特別加入一番わかりすい保険の選び方

建設業多い一人親方はどのような保険に加入すべき

 
ネコマル
事業主はどんな保険に入るの?
 
千尋さん保険屋
一人親方はこうなります

一人親方は、会社と雇用関係を結んでいないため、請負や委任といった契約形態によって独立して業務を行います。

一人親方は会社員と違い、自身が雇用保険に加入することができません。つまり自分一人で仕事しているので従業員の雇用せず、自分で確定申告まで行うという感じですね。特に多いのが、大工職・内装工事職・電気工事職人・配管工事職人になりますね。

一人親方でも、自分はケガはしないって言って国民健康保険料を未払いで加入してない人も民間工事ではいる人に何人かあったことあります。

一人親方の国民健康保険証の加入は?

 
ネコマル
国民健康保険って?
 
千尋さん保険屋
説明していきましょう

建設業の国保組合

東京土建引用

市区町村の国民健康保険

勝浦市保健証引用

一人親方が加入できる国民健康保険は2つになります。

  • 建設業の国保組合の国民健康保険
  • 市区町村の国民健康保険


このうちどちらか一方を選ぶことになります

建設業団体での国保組合の国民健康保険

建設業にはよく聞きますよね。東京土建とか建設ユニオンとか各支部があってこのような団体が建設業の国民健康保険の取り扱い相談と発行等を行ってくれますので、内容には少し違いがあります国保組合はケガや病気の際の傷病手当金など独自の福利厚生を付加がある団体があります。

 まぁ、国の年金については正直払っているのが馬鹿らしいと思っている人も多く、そこもあり健康保険料の滞納が職人さんの中には払わない人もいます。本当にもらえるかわからないですが年金については、一人親方の場合、国民年金へ加入することになります。

国民年金は会社員が加入する厚生年金に比べて老後に受け取る年金は自営業とからでテレビでも少ない損をするとから言われます。だから、国民年金に上乗せして付加年金(月額400円)もしくは国民年金基金(上限は月額68,000円)に加入しておくと、将来受け取る年金額を増やすことが可能ですが信用性がどうでしょうか?

保険や投資などで何も国民年金に頼らない考えもこの時代はありかと思いますね

一人親方には特別加入の加入は必須:未加入は現場退場?

 
ネコマル
一人親方労災保険とは?
 
千尋さん保険屋
現場では必須です
一人親方が入らないといけない特別加入

いまの時代は、一人親方の場合には民間工事でも特別加入には必須となっています

会社に雇用されていない場合、通常であれば労災保険に加入できないんですよ。そのなかで一人親方には労災保険への特別加入制度という特例があります。

加入していれば万一、業務中や通勤途中に事故にあった際にも労災保険の適用が受けられるため、加入してがベストになります。元請けから加入はもう必須なので未加入はありえないとか言われてしまいます。

一人親方特別加入民間保険の活用

一人親方や企業の役員等の労働者は労働者を保護する労災保険の対象外となるため、建設現場での労働災害についての補償がありません。 そのため特別加入していない場合、さきほども記載しましたが、建設現場へ入れないと思ってください。

また、仕事中にケガ・事故などを起こしたら こんな考えの人がいます「元請けの保険を使う」と思われる方もいるかもしれませんが、一人親方の場合には元請けの保険も使えないので、上乗せ保険を自分で加入が必要になります。

一人親方は特別加入以外に民間保険も活用

もう一度整理しますね。一人親方に関わる内容をまとめると

国民健康では自分の普段で病気になったりしたときに保健証が必要になりますよね

特別加入は現場でケガしたときに労災保険として活用になりなりますよね?

では、どうなんでしょうか? 建設業は病気で入院したら? 現場で隣家の車を傷つかた場合は?

一人親方は、現場を長期で休んだ場合には収入保障がなくなります。さらに現場で隣の車を傷つけたとかの場合には保障をすべて、本人で追わないとならないので非常に経営が危なくなります。

一人親方の場合、収入保障保険と賠償責任保険の二つが必須になります

一人親方には収入保障と賠償保険は今の時代必須

 収入保障保険とは、契約者が亡くなったとき、遺族が一定期間、毎月一定額を受け取れる保険

 賠償責任保険とは、業務上の偶発的な事故により第三者に対する賠償責任を負ったとき、賠償金の支払いといった費用を補償する保険

 社会保険や労災保険なども考慮しつつ民間保険への加入は今の時代必ず必要です。

まず、一番いいのは顧問弁護士と契約すると社労士とか行政書士まで幅広く紹介してくれます。それからFPによる保険の選定見直し相談で、備えておかないと大丈夫がとんでもないことになります。

危ないかなぁと思ったら加入相談はすぐにすべきと思います

実際に一人親方が起こした巨額賠償

 
ネコマル
損害賠償なんてあるんですか?
 
千尋さん保険屋
えぇ 建設業はリスクが高いこともあります
現場での賠償責任は大きい!

一人親方の外構工事職人さんの話を実際の内容を先日電話で聞いた内容です

駐車場の土間コンクリートを打設する際に、ネコで打設していた際にの話です。

隣家には高級車が停まっていたが、隣家との境界にはフェンスとブロックで仕切られている状態だった。その一人親方は打設完了後に道路清掃中に、隣家の高級車に生コンが飛んでいないかフロントからチェックしたら埃がついてそうなんで、車に近づき自分の手袋で拭いた。

このあと帰宅したが、元請けから一人親方に電話があり、隣家から連絡があった【生コンで車が汚れている】・【フロントを勝手に拭いて傷が入ってる】と連絡があり、すぐに現地にいくとフロントには確かに自分が手袋で少し拭いた部分に薄いキズと側面は少し生コンが跳ねていました。

当然ながら物損的な損害を言われて、隣家が車のディーラーに持ち込み出てきた見積もりは100万円を超えているが元請けとの工事契約書は一人親方との間で物損責任はすべて一人親方が負担する請負契約になっていた

当然保険は未加入で、弁護士などもいないので、不当だとか詐欺だとか騒いでも物損は物損です。

損害は出ており、一人親方がすべて負うことになってしまったということです

まとめ

一人親方と従業員の保障の違いについて説明しましたが

一人親方は特に、特別加入は必須で加入しないとこのご時世では仕事を請け負い出来ない。そのなかで、民間保険等で収入保障と賠償保険の加入は自分の生活だけでなく、仕事をしていくときの大きなサポートをしてくれます。

自分は大丈夫だなんて何年も前の話です。いつどこでリスクがあるかわからない状態ですが少しでも問題を減らす方法を考えて一人親方・個人事業主は考えないといけませんね。