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インフラツーリズム:大阪伊丹空港から近畿丹波の土木遺産史跡を巡る

2021年10月15日インフラツーリズム

この記事では、大阪国際空港(伊丹空港)から出発して、大阪・兵庫・京都をまたにかける「丹波」へ、ダムや土木遺産といった史跡を巡るインフラツーリズムを紹介していきたいと思います。

インフラツーリズムとは、日々の生活を支える社会基盤構造物、いわゆる「インフラ」を「ツーリズム」(観光・旅行)をする新しい旅の仕方を指します。

ここ最近では、ダムカード・土木遺産カードといったコレクター心をくすぐる関連グッズが作られたり、インフラごとに施設管内を巡るツアーが組まれるなど注目を集めています。

そこで、今回は古くから、日本の中心地として栄え、数多くの歴史的な施設などが残っている「丹波」の地方を巡るインフラツーリズムのツアーを紹介していきます。

前提として旅の注意点ですが、

インフラツーリズムでは、触らない。見ることを前提で機械や工具がない中でどのように施工したのか?運搬や配送はどうやって行ったかなどを考えて、昔の施工技術や景観を楽しむツアーになります。

景観を踏み荒らさないこと、触らないことを必ず守りましょう。

中には立ち入り禁止になっている場合おあるので、来訪の際は最新の情報を確認しておくようにしましょう。

丹波へ出発する前は、こうした下のようなサイトを活用して事前に予約しておくと、旅とより楽しめるかと思いますので是非参考にしてみてください。

インフラツーリズム:大阪伊丹空港→丹波のタイムスケジュール

タイムスケジュールは伊丹空港から出発して、近畿・丹波地方を観光していきます。

基本的には、移動が多いのでレンタカーを借りる前提でスケジュールを立てています。

出発する空港は、羽田空港からのタイムスケジュールになりますので、自身が出発する地域に合わせ、実際に巡るときは最新の情報や所要時間を確認して旅の予定を立ててください。

今回のタイムスケジュールは、1泊2日の近畿・丹波地方を巡るインフラツーリズムは以下の通りになります。

1日目のインフラツーリズムをまとめみました。

時間出発時刻到着時刻
8:008:00発 羽田空港
9:00
9:109:10着 大阪空港(伊丹)
10:0010:00発 伊丹空港→武庫大橋へ
10:3010:30着 武庫大橋
11:0011:00発 武庫大橋→金慶橋へ
11:4011:40着 金慶橋
12:00お昼ごはん
12:30
13:0013:00発 鐘ケ坂隧道へ
13:30
14:0014:00着 鐘ケ坂隧道
14:3014;30発 鐘ケ坂隧道→柏陵記念館へ
14:4014:40着 柏陵記念館
15:0015:00発 柏陵記念館→旧氷上高等小学校校舎へ
15:0115:01着 旧氷上高等小学校校舎
15:3015:30発 旧氷上高等小学校校舎→両橋へ
16:1016:10着 両橋
16:3016:30 自由観光へ

ルートマップは以下の通りになります。

今回の旅はレンタカーでの移動を前提としているので、もし予約サイトで迷ってしまったら、宿泊施設を含めて参考にしてみてください。

伊丹空港着土木遺跡をめぐる旅

伊丹空港のスカイデッキでは、飛行機の離着陸を間近で見られるので、臨場感のある離着陸を味わうことができます。

伊丹空港管内は、とても広いので様々な施設を観光してみるのも面白いかと思います。

ただ、今回は土木遺産を巡る旅なので、次に向かいましょう。

伊丹空港から次の目的地「武庫大橋」までは、車で30分ほどとなります。

武庫大橋

武庫大橋(むこおおはし)とは、1926年に完成した「RC開腹アーチ橋」です。

「RC開腹アーチ橋」とは、その名の通り、アーチ状にすることで荷重を支える橋の形式です。

コンクリートで作られており、架線時には最大6連というアーチ橋としては日本最大級の橋でもあったそうです。

現在は国道2号線の道路として現在も使用されていますが、架線された当時(昭和50年)までは阪神国道線、つまり路面電車の線路が引かれ、車と並走して走行していたようです。

橋の中腹にはバルコニーがあり、異国情緒あるモダンなデザイン性の高さから日本の美しい橋100選の一つとしても認定されています。

また、土木遺産としても認定されている貴重な文化遺産です。

金慶橋

「金慶橋」は、日本で唯一現存する「全溶接アルミニウム橋梁」です。

橋梁の建設には、通常鉄鋼を用いて建設されるのですが、橋桁部分にアルミニウム合金が使用され、溶接されました。

昭和36年に建設されてもなお、腐食などが見られず、高耐久性のある素材だとして多くの建設参加企業から注目された建設となりました。

鐘ケ坂隧道

「鐘ケ坂隧道」は、鐘ケ坂峠を結ぶトンネルです。

通称通称・明治トンネルともいわれ、レンガ調の工法トンネルとしては日本で5番目の古さとして現存しています。

鐘ケ坂隧道(トンネル)は、それぞれ、明治トンネル・昭和トンネル・平成トンネルと、3つ現存しており、時代の移り変わりに合わせて建設されました。

現在使用されているのは、平成トンネルのみで、明治トンネル・昭和トンネルはイベント時に観光ができるのみとなっています。

山間に位置するので夏場はひんやりとしていますが、冬は冷え込むのでしっかり防寒対策をして観光しましょう。

柏陵記念館

柏陵記念館は、日本で数少ない洋風建築の要素を所々に取り入れた学校建築物です。

明治30年ごろに建設され、柏原尋常中学校本館として実際に利用され、現在は柏原高校柏陵記念館として、利用されています。

日本の平屋建てをベースとしつつも、洋風建築構造が融合した美しい施設であるといえます。

旧氷上高等小学校校舎

「旧氷上高等小学校校舎」は、兵庫県で最古となる学校建築物です。

明治18年に建設され、柏原高等女学校校舎として長い間使用されてきました。

日本独自の建築要素を取り入れつつも、洋風建築要素を要所に取り入れた珍しい建築構造物となっています。

両橋

「両橋」とは、昭和13年頃に施工されたアーチ橋です。

橋桁と高欄部分の間の接合部分が連続するアーチ構造となっており、高欄部分も美しいアーチが構える珍しい構造の橋梁です。

建築技術としてのレベルも高く、支管部分のアーチが目を引く橋梁であるといえます。

インフラツーリズム:両橋まで来たら寄ってみたい丹波篠山

デカンショ節ってここから来てるんだなあ…

両橋から車で30分ほどの位置にあるのが「丹波篠山」です。

丹波篠山には、黒枝豆という特産物が有名で、全国的にも流通している枝豆として親しまれています。

また、デカンショ祭りから有名になったデカンショ節に関しては皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないかと思います。

次に丹波篠山の宿泊施設を紹介していますが、観光するにもうってつけの場所なので、是非ぶらぶら散策に出掛けると、緑囲まれた自然豊かな空気でリフレッシュできるかもしれませんね。

丹波篠山市で泊まりたい趣のある宿3選

イノシシに栗に松茸から黒豆までなかなかの田舎というか、ど田舎!

筆者は一時的に滞在していたことがあるので、みなさんが想像している以上の懐かしい田舎の光景が味わえます。

きれいなキラキラしたホテルがよければ、神戸か京都に行かれた方がいいです。

このシーンとした夜の空間が丹波篠山で夜味わうのがいいんですよね。

丹波篠山 近又

〒669-2331 兵庫県丹波篠山市二階町81

アクセス :舞鶴若狭自動車道「丹南篠山口I.C」より3km/JR福知山線「篠山口」駅よりバス約15分
駐車場  :有り 13台 無料

【創業400年を誇る老舗料理旅館】現代の名工「知久馬惣一」氏監修の創作会席を是非!

丹波篠山 潯陽楼

〒669-2331 兵庫県丹波篠山市二階町79

アクセス :JR福知山線 篠山口駅よりバスで10分、二階町バス停下車すぐ
駐車場  :有り 11台 無料 先着順

1908年創業『丹波篠山むぎとろ御膳』発祥の老舗料理旅館

篠山城下町ホテルNIPPONIA

〒669-2342 兵庫県丹波篠山市西町25番地

アクセス :【電車+無料送迎】大阪より70分/東京より4時間【お車】大阪神戸市内より60分/京都市内より90分
駐車場  :有り(無料)※ご宿泊棟によって場所が異なります。フロントにてご案内します。

京阪神から約1時間、城下町に点在する歴史的建造物を改修した分散型ホテル。里山の恵みと日本の原風景を存分に味わう旅を。

まとめ

今回は、インフラツーリズムとして丹波地方の土木遺産を巡る旅を紹介していきました。

兵庫・京都が近く、他にも様々な歴史的な遺構が多く現存されていますが、少しインフラツーリズムらしい珍しい構造物をピックアップしていきました。

普段何気なく使用している橋梁やトンネルが実は貴重な文化遺産であるなんてこともあるかもしれません。

普段の生活とは少し視点を変えて、観光をしてみると新しい発見があるかもしれませんね。

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Posted by nekomaru