インフラツーリズム:函館空港周辺にある土木遺産を巡る~歴史的建築様式を知る旅~

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この記事では、函館空港から出発し、土木・建築史跡を巡るインフラツーリズムのロードマップを紹介していきます。

建設業に携わっている人、建設関係に興味のある方であれば一度は函館空港からの土木史跡などを巡ってみたいと思うのではないでしょうか?

インフラツーリズムは近年、ダム女やダムカードなど人気を集めていましたが、コロナで旅行が出来なかった中でようやく少し収束の傾向にあります。

そこで、今回はこれから外出する機会にぴったりなインフラツーリズム旅を紹介していきます。

前提として、注意点ですが、

インフラツーリズムでは、触らない。見ることを前提で機械や工具がない中でどのように施工したのか?運搬や配送はどうやって行ったかなどを考えて、昔の施工技術や景観を楽しむツアーになります。

景観を踏み荒らさないこと、触らないことを必ず守りましょう。

中には立ち入り禁止になっている場合おあるので、来訪の際は最新の情報を確認しておくようにしましょう。

函館へ出発する前は、こうした下のようなサイトを活用して事前に予約しておくと、旅とより楽しめるかと思いますので是非参考にしてみてください。

前提:函館でのタイムスケジュール

おおよその時間とともに、土木遺跡を巡る旅のスケジュールを立ててみました。

是非、旅行する際は参考にしてみてください。

今回の移動はレンタカーを借りた前提でスケジュールを立てています。

1泊2日で1日目をインフラツアーを巡る計画で、せっかく函館まで行くのですから、2日目は行きそびれた場所や有名観光地に回る、1泊2日で旅行計画した場合に1日目のタイムスケジュールをまとめてみました。

さて、1日目のインフラツーリズムのスケジュールはこれ!

時間出発時刻到着時刻
6:00
6:30
7:007:50発 羽田空港🛫
8:00✈️✈️
8:30✈️✈️
9:00🛬9:00頃 函館空港 着
9:309:30発 函館空港→船入澗防波堤🚕
10:00🚕10:00頃 船入澗防波堤 着⚓
10:3010:30発 船入澗防波堤→五稜郭🚕
11:00🚕11:00着 五稜郭
11:30お昼ご飯(13:00前まで)🍜🍜
12:00🍜🍜
12:30🍜🍜
13:0013:00発 笹流ダムへ🚕
13:15🚕13:15 笹流ダム 着
13:30
14:0014:00発 笹流ダム→赤松並木🚕
14:15🚕14:15 赤松並木 着
14:3014:30発 赤松並木→旧国鉄戸井線コンクリートアーチ橋🚕
15:00🚕15:00 旧国鉄戸井線コンクリートアーチ橋 着
15:3015:30発 旧国鉄戸井線コンクリートアーチ橋→函館山要塞🚕
16:00🚕16:00 函館山要塞 着
17:0017:00発 函館山要塞→函館周辺宿泊施設などへ♨️

また、今回巡る旅の行程は以下のルートを通っていきます。

2日目に関しては、自由な観光になります。

宿泊する際は、こうしたサイトを参考にしながら事前に予約しておくとスムーズに予定を進められるのでおススメです。

運転観光で疲れたら温泉付き函館ホテル3選

湯の川温泉 平成館 しおさい亭 別館花月

〒042-0932 北海道函館市湯川町1丁目2-37

アクセス :JR函館駅より車で約15分/函館空港より車で約10分。湯の川温泉バス停目の前の好立地。
駐車場  :有り 20台 無料 予約不要 (屋外屋根下でバイク駐車事前予約で可)

全室津軽海峡を望む客室露天風呂付。湯の川温泉バス停目の前の好立地にあるお高めの宿泊施設

ラビスタ函館ベイ

〒040-0065 北海道函館市豊川町12-6

アクセス :JR函館駅より徒歩15分 函館空港よりタクシーで約20分
駐車場  :有り 500円(税込/泊) 170台

18台 無料 予約不要

赤レンガ倉庫群に佇む函館ベイサイドのリゾート&シティホテル。最上階に天然温泉展望大浴場を完備されたホテル

センチュリーマリーナ函館

〒040-0064 北海道函館市大手町22-13

アクセス :JR 函館駅より徒歩にて約5分  函館空港より車にて約20分
駐車場  :有り(1,000円/日)

2019年5月1日グランドオープンされたばかりの、函館駅前最大規模の天空露天SPAのあるホテル。

函館空港着土木遺跡をめぐる旅

引用:『函館空港で時間つぶしをするならここ。ターミナル内で函館を満喫』TRAVELIST

まず、ここ函館空港に到着しました。

まずはレンタカーの手続きが必要ですね。

函館空港内にも様々な施設があり、ここだけでも時間がつぶせそうな感じもしますが、今回は函館の建築物をめぐるので少し時間を潰したら出発しましょう。

空港からは、様々な交通手段がありますが、移動距離があるのでレンタカーを借りて巡ることをおすすめします。

もちろん、バスや電車でもめぐることはできます。

行楽シーズンなので、希望する車などあれば、事前に手配してもらうよう予約をするとスムーズに予定が進むかと思います。

予約など参考にするのであれば、宿泊先の予約サイトなどは必須ですね。

では出発、、まずは空港から30分ぐらいで到着予定

函館港改良施設群 (船入澗防波堤、第1号乾ドック)

函館空港からおよそ20分のところに、函館港改良施設群(船入澗防波堤、第1号乾ドック)があります。

港なので海が映えるきれいな場所です。

この施設は、明治期に整備された旧函館港です。

「旧」と付いていますが、まだ函館の海の玄関口として現役で活用されている場所です。

コンクリートを基礎とした石積建築となっており、第1号ドック・船入澗防波堤の2施設とも、北海道の港湾修築としては初期のものになります。

現地で見学すると、近代日本を支えた迫力のある建築物に圧巻されるかもしれませんね。

また、こんな土木遺産カードの一つになっているので集めるのも面白いかもしれません。

海鮮丼は次の日かな?五稜郭まで30分移動になります。

五稜郭

先ほどの函館港から車で20分くらいのところにあります。

「五稜郭」については、皆さんも聞いたことがあるかもしれませんね。

五稜郭とは、江戸時代末期の幕府が蝦夷地郊外に建築した城郭のことです。

城郭が星型になっているのは、敵の攻撃を防ぐ要塞としての役割を持たせるためにこういった建築方法を用いたようです。

こうした星型要塞は砲撃等の攻撃に弱く、しばらくして衰退していった、今は亡き建築用法として貴重な建築物となっています。

旅行の楽しみはご飯ですね。

補足:函館・五稜郭周辺にあるおすすめランチ

五稜郭周辺は数多くの北海道グルメが楽しめるお店が点在しています。

また、五稜郭タワー内にも食べられるお店がありますので、移動に苦労することなくランチを済ませることもできます。

是非、函館グルメを堪能するのであれば参考にしてみてください。

笹流ダムは五稜郭から15分ぐらい

笹流ダム

笹流ダムは、五稜郭から車で15分のところにある施設です。

大正12年にできた、日本初の「バットレスダム」として建設されました。

バットレスダムとは、コンクリートの柱が格子状に重なり、中が空洞になっている建築用法です。

当時高価であったコンクリートを節約するためにこの建築用法が採用されたそうです。

ダムとしてはまだ現役で使用されており、上に昇ると満タンに入った水面がとても美しく景色を映し出しています。

前庭広場は青い芝生が景観を映えさせ、ダムとのコントラストが日常を忘れる美しさを演出してくれます。

並木の風景を見に移動ダムから赤松並木まで15分ぐらい

赤松並木

赤松並木は笹流ダムから車で15分のところにある街道です。

赤松並木で大きくなった苗は先ほど紹介した五稜郭周辺に植えられていきました。

その後、明治9年に入ると、現在の国道5号線に明治天皇への勤業課試験場へ行幸を記念して赤松が約1400本ほど移植されました。

荘厳な赤松が立ち並ぶ赤松街道を眺めながら、散歩をしてみてもいいかもしれませんね。

30分ほど移動すると昔の土木施工力がわかるアーチ橋に到着

旧国鉄戸井線コンクリートアーチ橋

赤松街道から車で30分のところにある「旧国鉄戸井線コンクリートアーチ橋」です。

昭和12年に建設された軍事用鉄道です。

ただ、この鉄道は戦時中の物資不足から途中で工事が中断された建築物でもあります。

ローマの水道橋を思わせるようない建築物が映えますね。

当初に予定としては約30キロほど建設される予定でしたが、実際の距離は約3キロほどとなっています。

現在は生活道路として活用されていますので、渡ったりすることが可能です。

荒廃した感じがなんとも言えませんね。

今日のラストは昔の国防拠点、車で40分移動。

函館山の砲台跡(旧函館要塞)

先ほどの旧国鉄戸井線コンクリートアーチ橋から少しかかりますが、車で40分のところにあります。

タモリ倶楽部でも紹介された施設なので、知っている方も多いのではないでしょうか。

函館山山頂付近に残っており、明治35年、津軽海峡守備を目的とした要塞建築物です。

戦時中は、こういった要塞は爆破される等、現存することが難しいのですが、砲撃されることなく現存されている珍しい施設でもあります。

最後はゆっくりホテルに戻って、お風呂、1泊2日で明日はフリープランで函館を楽しむ。

函館空港から羽田空港へ~今回の旅まとめ~

今回は函館にある土木遺産を紹介していきました。

有名なものから、少しディープなものまで紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?

1泊2日で計画を組むと時間的にも観光地では以外と時間を取られてしまいますね。もし1日で行きそびれたとしても2日目で計画することが出来るので安心していけますね。

インフラツーリズムとしてこうした土木遺産を巡る旅は近代建築の面影を残す貴重な遺産でもあります。

建設関係に関わる方や興味にある方にには是非一度は行ってみてもらうと良いかと思います。

行楽シーズンとなってきたので、函館のインフラツーリズムとして参考にしてみてはいかがでしょうか。