
バナナ曲線(工程管理曲線)は、一級土木施工管理技士の午後試験で頻出のテーマです。工程の進みすぎ・遅れ・許容限界の判断など、現場管理の基礎が問われます。この記事では、図解・マンガ・暗記カードを使って最短で理解できるように整理しました。
- バナナ曲線の形=緩 → 急 → 緩(Sカーブ)
- 下方限界=工程遅延の危険
- 上方限界=進みすぎ(ムダ・手待ち)
- 許容範囲外の計画=不合理な工程計画
- ②④が正しい組合せ(過去問No.27)
バナナ曲線(工程管理曲線)を図解で理解

バナナ曲線は、工程の進捗を「許容範囲(上方限界・下方限界)」で管理するための曲線です。初期は緩やか、中期で急上昇、後期で再び緩やかになるS字形が特徴です。
マンガで理解するバナナ曲線のポイント
マンガでは、工程が下方限界に近づくと「遅れの危険」、上方限界を超えると「進みすぎによるムダ」が発生する様子を描いています。視覚的に理解することで、試験のひっかけにも強くなります。
用語・原理の深掘り解説
バナナ曲線の形(Sカーブ)
初期は緩やか、中期で急上昇、後期で再び緩やかになるS字形が理想です。
上方限界と下方限界
下方限界=遅れの危険、上方限界=進みすぎによるムダが発生します。
計画段階でのチェックポイント
予定工程曲線が許容範囲外にある場合、計画そのものが不合理と判断されます。
過去問(No.27)
【No. 27】 工程管理曲線(バナナ曲線)を用いた工程管理に関する下記の①〜④の記述のうち、適当なもののみを全てあげている組合せはどれか。
① 工程計画は、全工期に対して出来高を表すバナナ曲線の勾配が、工事の初期→中期→後期において、急→緩→急となるようにする。
② 実施工程曲線が限度内に進行を維持しながらも、バナナ曲線の下方限界に接近している場合は、直ちに対策をとる必要がある。
③ 実施工程曲線がバナナ曲線の上方限界を超えたときは、工程遅延により突貫工事が不可避となるので、施工計画を再検討する。
④ 予定工程曲線がバナナ曲線の許容限界からはずれるときには、一般的に不合理な工程計画と考えられるので、再検討を要する。
(1) ①③
(2) ①④
(3) ②③
(4) ②④
正解
正解:(4) ②④
選択肢解説
① 不適当:正しい形は「緩 → 急 → 緩」。
② 適当:下方限界に近づく=工程遅延の危険。
③ 不適当:上方限界を超える=進みすぎ。遅延ではない。
④ 適当:許容範囲外の計画=不合理な工程計画。
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関連する過去問解説
FAQ
- Q. バナナ曲線の形は?
→ 緩 → 急 → 緩 のSカーブです。 - Q. 下方限界とは?
→ 工程遅延の危険を示します。 - Q. 上方限界とは?
→ 進みすぎによるムダを示します。 - Q. 計画曲線が許容範囲外なら?
→ 不合理な工程計画と判断されます。 - Q. No.27の正しい組合せは?
→ ②④です。