一級土木施工管理技士過去問擁壁配筋図をマンガでわかりやすく無料解説

【No. 3】 下図は、擁壁の配筋図を示したものである。かかと部の引張鉄筋に該当する鉄筋番号は、次のうちどれか。

(1) ① D 22
(2) ② D 13
(3) ③ D 22
(4) ④ D 13
一級土木施工管理技士 過去問解説【擁壁の配筋図・かかと部の引張鉄筋】
【No. 3】擁壁の配筋図:かかと部の引張鉄筋の判別
正解:(1)
理由:L型擁壁のかかと部は土の荷重で上面が引張側となるため、上面に配置された①の鉄筋が引張鉄筋となる。
💡 合格直結!暗記ノート
かかと部=上面が引張
土荷重で下にたわむため、上面が引っ張られる → 主鉄筋は上側。
つま先部=下面が引張
地盤反力で上に押し上げられるため、下面が引張側。
たて壁=背面が引張
土圧で前に倒れようとするため、背面側が引張。
出題難易度:★★★★☆
一級土木施工管理技士マンガ解説【擁壁の引張側の見分け方】

擁壁がどちらに曲がるかを理解する(変形イメージ)
- かかと部
土荷重で下にたわむ → 上面が引張 → ①が主鉄筋。 - つま先部
地盤反力で上に押される → 下面が引張 → ④が主鉄筋。 - たて壁
土圧で前に倒れる → 背面が引張 → ③が主鉄筋。
この「上面・下面・背面」の関係は、二次検定でも頻出の重要ポイント。
擁壁の引張側を瞬時に判断するための実務ポイント
擁壁は「どちらに曲がろうとするか」を考えると引張側が必ず分かる。荷重の方向と反力の方向をセットで覚えると現場でも即判断できる。
底版(フーチング)の上面・下面の応力状態を整理する
かかと部=土荷重 → 下向き曲げ → 上面引張。
つま先部=地盤反力 → 上向き曲げ → 下面引張。
この2つを混同しないことが得点のカギ。
配筋図問題で狙われる「鉄筋番号の位置関係」
鉄筋番号は図の上下・前後の位置を示すだけでなく、太さ(D22・D13)もヒントになる。太い鉄筋=主鉄筋=引張側に配置される。