一級土木施工管理技士のトンネル分野で頻出する「観察・計測(A計測・B計測・内空変位・天端沈下)」を、暗記カード → 図解 → マンガ → 過去問 → PDF → FAQ の流れで最短攻略できる構成にしています。

暗記カード|トンネル観察・計測の最重要ポイント
- A計測:切羽観察・内空変位・天端沈下(必須)
- B計測:ロックボルト軸力・支保工応力・地中変位など
- 変位計測は「掘削直後=密」「離れる=疎」が正しい
- 観察・計測結果は速やかに整理し、支保パターンへ反映
- NATMの理念=情報化施工(現場の状況に応じて設計修正)
図解で理解するトンネル観察・計測(A計測・B計測・変位収束)

1. A計測とB計測の違い
- A計測:切羽観察・内空変位・天端沈下(毎日)
- B計測:ロックボルト軸力・支保工応力・地中変位など(代表地点)
2. 変位収束の判断
- 変位速度が低下 → 最終的に収束したら二次覆工へ
- 収束前に覆工するとひび割れの原因になる
3. 計測結果のフィードバック
- 管理基準値に近づいたら支保パターンのランクアップを検討
- 「設計図通りが最優先」は NATM の理念に反し誤り
過去問【No.36】トンネル観察・計測(A計測・B計測・変位管理)
【問題】
トンネルの山岳工法における観察・計測に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
(1) 観察・計測の目的は、切羽状況や支保部材の安全性を確認し、設計へ反映することである。
(2) 観察・計測には、切羽観察、内空変位、天端沈下、地表面沈下などがある。
(3) 観察・計測結果は速やかに整理し、施工に反映する必要がある。
(4) 変位計測の頻度は、掘削前後は疎にし、切羽が離れるほど密にする。
【正解】(4)
選択肢ごとの解説
(1) 適当: NATM の基本は情報化施工であり、観察・計測結果を設計へ反映する。
(2) 適当: 内空変位・天端沈下・切羽観察は A計測の基本項目。
(3) 適当: 支保パターン変更など施工に反映するため、データは速やかに整理する。
(4) 不適当: 正しくは掘削直後=密、切羽が離れたら疎である。
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関連分野として、支保工・吹付・鋼製支保、内空変位・切羽計測、オールケーシング・リバース工法、建設濁水・放流基準 なども合わせて学習すると理解が深まります。
FAQ|トンネル観察・計測でよくある質問
Q1. A計測とB計測の違いは?
A. A計測は必須(切羽観察・内空変位・天端沈下)、B計測は補助的です。
Q2. 変位計測はどのタイミングで密にしますか?
A. 掘削直後の変位が大きい時期ほど密に行います。
Q3. 収束判断はどう行いますか?
A. 変位速度が低下し、最終的に収束したら二次覆工へ進みます。
Q4. 設計図通りに施工するのが最優先では?
A. NATMでは現場の観察・計測結果を優先し、必要に応じて設計を修正します。
Q5. 過去問はどの順番で解くべきですか?
A. 暗記カード → 図解 → 過去問PDFの順が最短で定着します。